エミリオ・エステヴェス、ワクチン接種義務が原因でディズニープラス『飛べないアヒル』を降板 – 海外ドラマ

取得元:https://dramanavi.net/drama/news/2021/11/post-9012.php

Disney+(ディズニープラス)で配信中のオリジナルシリーズ『飛べないアヒル -ゲームチェンジャー』で製作総指揮と主演を務めるエミリオ・エステヴェスが、ワクチン接種義務が原因で同作のシーズン2に戻らないことがわかった。米Varietyが伝えている。

11月5日、プロダクションに近い情報筋によると、ディズニー・テレビジョン・スタジオによる新型コロナウイルスのワクチン接種の義務化を巡って、合意に至らなかったことが降板の原因だったと報じられた。エミリオがこのポリシーに応じると確認できなかったスタジオはシーズン2への契約更新を行わない決断を下しシーズン1で降板することになった。

しかし、その数日後エミリオ自身が声明を発表。独占でこのニュースを報じた米Deadlineによると、彼自身は決してワクチン反対派ではなく、降板に至った直接の理由は契約上のいざこざであり、無数の制作における意見の不一致であるとコメントしている。また、昨年の夏から秋にかけ新型コロナ後遺症に悩まされていたことも明かし、2020年2月『飛べないアヒル』パイロット版撮影時に感染していたことも告白。その当時、北米では感染拡大が広がっておらず、"感染しているはずがない"と何度も医者から検査を断られ、ようやく3月中旬になってドライブスルー方式のPCR検査を受けることができたそうだ。8月に不安を抱えながら再び撮影に戻り、後遺症に悩みながらもシーズン1を完成させた。その時のことを、"自分の健康よりも、作品を優先にしてしまっていた"と振り返っている。

エミリオが演じていたキャラクターが、どのように作品を離れることになるのか詳細はまだわからない。

本作はエミリオ自身が主演を務めた1992年の映画『飛べないアヒル』とその続編『D2/マイティ・ダック』のスピンオフシリーズ。アイスホッケーが向いてないと言われた外れ者の少年たちが新たなチームを結成。ホッケーを大好きな気持ちでプレーをすることの喜びを再発見していくという物語。

エミリオ以外のキャストには、『ギルモア・ガールズ』のローレン・グレアム、『グッド・ボーイズ』のブレイディ・ヌーン、『クーパー家の晩餐会』のマクスウェル・シムキンズ、『キング・オブ・メディア』のスウェイヤム・バーティア、『HOMELAND』のジュリー・セルダなどが出演。

『飛べないアヒル -ゲームチェンジャー』シーズン1はディズニー+で独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『飛べないアヒル -ゲームチェンジャー』© 2021 Disney

 

関連記事:

    None Found