美味しい舞茸の見分け方を農家が伝授!ご飯の高さ約21cm!超盛りから揚げ定食を出す老舗の「舞茸炒めごはん」も

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ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

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10月26日(火)の放送は、群馬県片品村で昼めし旅。片品村といえば、日本有数の高層湿原・尾瀬ヶ原が有名。今年は10月中旬頃から紅葉が見ごろで、黄金色の風景を見ながらハイキングが楽しめます。片品村の特産は秋の味覚・きのこ。特に舞茸は香りがよく肉厚でおいしいと評判! さっそく片品村で、お笑いコンビ・TIMのレッド吉田さんがご飯調査します。

農家オススメ!舞茸の味を活かす〇〇炒め


まずは2年前にも番組でお邪魔した、舞茸農家の小林君雄さんのもとへ。舞茸の栽培現場を拝見しながら、おいしい舞茸の見分け方を教えていただきました。舞茸の「足」の部分、白い茎(軸)が太くてしっかりしているほうが歯ごたえがあるそうです。

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さらに裏側もチェック。鮮度のいいものは「管孔」と呼ばれる穴が目立ちにくく、ツルツルした肌触り。日がたった舞茸は管孔が大きくなり、ザラザラしてくるそうです。食感が悪くなるので、管孔が目立ち始める前に食べたほうがいいんだそうですよ。貴重なアドバイスをいただいたところで、例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

交渉成立! ご自宅へ伺います。

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1品目は、1時間ほど前からお湯とポン酢で煮込んでいた鶏の手羽元。

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続いては、マーガリン(バターでも可)を用意し、お好みの量をフライパンで溶かします。そこへ小さくて出荷できなかった舞茸を投入し、炒めます。味の確認で、舞茸は毎日食べるそう。フタをしてかさが半分くらいになったら、一度出た水分をゆっくり舞茸に吸わせながら炒めます。塩とコショウを振って全体に味がなじんだら、舞茸のマーガリン炒めの出来上がり!

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こちらが、舞茸農家・小林さん家のお昼ご飯。

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舞茸のみそ汁も。舞茸の旨みと風味が広がったみそ汁に、ナスと豆腐も入れました。

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大きくなりすぎた自家栽培のきゅうりの種をとって、一晩麺つゆで漬けたきゅうりの麺つゆ漬けも並びます。

レッドさんも、舞茸のマーガリン炒めをいただきました。歯ごたえのいい舞茸を噛みしめ、「めちゃくちゃウマい。鼻から香りが抜けましたね。秋って感じがします」と太鼓判。これからも皆さんお元気で、おいしい舞茸づくりをがんばってください! ごちそうさまでした。

超盛りから揚げ定食の店の昼めしを拝見!


引き続き片品村でご飯調査。事前に許可をいただいた、定食屋「芳味亭」にお邪魔しました。

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芳味亭はおよそ30年前に創業。しかし、お店を切り盛りしていた先代のご夫婦が高齢でお店をたたむことになり、お店のファンであった千明聖耶さんが弟子入りして、2年前にお店を継いだのだそう。

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お店の一番人気は、超大盛りご飯が印象的な「鳥のから揚げ定食」。ご飯の高さはなんと約21cm! その重量は1.2㎏オーバー、ご飯3合分です。

鶏のもも肉を、醤油ベースの秘伝のタレにつけてから片栗粉をまぶしてじっくり揚げたから揚げは、地元の学生に絶大な人気を誇ります。こちらも約1kg、12個と超大盛り。食べきれないときは残りをテイクアウト用の容器に入れて持ち帰ってもOKだそうです。名物をごちそうになったところで例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

交渉成立!

きょうはお店を手伝う千明さんのお母様が料理を担当します。まずは舞茸をフライパンで炒めます。火が通ったら、から揚げにも使っているからし入りの醤油ベースだれを投入。そこにご飯を1合入れて再び炒めていけば、さっと簡単、舞茸の炒めご飯の出来上がり!

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こちらが、芳味亭のまかない。

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ヒラサヤインゲン、ジャンボしめじ、舞茸、さつま芋の天ぷら。

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さらに、から揚げを仕込む際に出る鶏もも肉の切れ端も天ぷらに。ポン酢でいただきます。

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さらにお店の冬限定メニュー、モツ煮込みも。毎年、この時期にはお店に出す前にまかないで味をチェックするそう。途中で辛子味噌を入れて味を変えるのが千明さん家流。

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こちらは、そうめんカボチャのマヨネーズ和え。そうめんカボチャ(金糸瓜)という、果肉部分がそうめんのような糸状のカボチャは、キュウリのようにシャキシャキしてあっさりしているのでマヨネーズでしっかり味付けしました。

これからもから揚げの味を守り続けてくださいね。ありがとうございました!

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