Netflixオリジナルシリーズ『アンブレラ・アカデミー』。そのシーズン3が2022年に配信されることが発表され、新たな舞台が誰も抜け出すことのできない"ホテル・オブリビオン"になると、米Colliderが伝えている。

マイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイが手掛けたコミックを映像化した『アンブレラ・アカデミー』。コミックは第3部「The Umbrella Academy: Hotel Oblivion」まで発売されており、今回2022年配信が発表されたシーズン3もこの内容に基づくと思われる。

詳細は明らかになっていないが、これまでと同様シーズン3も10話構成で第1話は「Meet the Family」というタイトルになり、脚本は企画・製作総指揮のスティーヴ・ブラックマンと、『KILLJOYS／銀河の賞金ハンター』のミシェル・ラヴレッタが務めるようだ。

10月1日、"アンブレラ・アカデミー"のはじまりといえるこの日にNetflixは新たなビデオを公開。Netflix内の『アンブレラ・アカデミー』作品ページから「予告編など」を選択すると、ティーザー映像にたどり着くことができる。白黒で展開する映像では"すずめ／スパロー"のような鳥たちが、傘を開くと飛び出してきて、ベルの呼び出しで"2022"と表示される。

スペースボーイという呼び名をもつ1号のルーサーを演じたトム・ホッパーは、Colliderにシーズン3について口を開いた。「シーズン3は素晴らしい設定だと思うよ。作品が本当にグルーヴを見つけたんだ。僕が思うに、シーズン2が最高だった理由はシーズン1で世界観を作り上げたことにある。シーズン2だけじゃなく、この先の物語の世界観をシーズン1が設定した。もうこの世界がどんな世界なのか理解しようと必死になることもない。キャラクターたちを知っているし、彼らがどんな世界に生きているかも知っている。そして僕たちは話を進めることができる。シーズン2の終わりに差し掛かった時、純粋に作品にのめりこんで見始めたはず。それはシーズン3のための素晴らしい準備だと思う」

『アンブレラ・アカデミー』シーズン1～2はNetflixにて独占配信中。（海外ドラマNAVI）

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『アンブレラ・アカデミー』