山から群れを呼び寄せてしまう離れザル住宅街の畑から追い払ったアイデアとは?

8月19日（木）日本テレビ系で放送の「THE突破ファイル」では、新シリーズ「突破市役所なんでもスグやる課」をOA。

「なんでもスグやる課」の課長・野田役をマヂカルラブリーの野田クリスタルが、職員・筧役を筧美和子が、ハチ駆除の依頼主役をマヂカルラブリーの村上が演じた。

市町村には様々な課があるが、そこで対応しきれない問題に立ち向かうのが「すぐやる課」。全国の自治体などに存在し、側溝の清掃からヘビやカメの捕獲、過去には家出の息子を探して欲しいなど依頼は様々。

今回は、実際に市民から役場に寄せられた難解なトラブルを元にドラマ化して紹介した。

その日、突破市役所の「なんでもスグやる課」はハチの駆除を頼まれていた。

「いくぞ！3、2、1…噴射！」

ハチを見事退治し、作業は順調に進んでいた。

実際に、千葉県松戸市の「すぐやる課」には年間2,000件以上のハチの巣駆除の依頼があるそう。昨今は外出自粛の影響で、街中に人目のつかない巣が多く残っており、駆除依頼が後をたたないのだという。

無事、駆除が終わったと思った矢先、なんとハチが大量に戻ってきた！

「課長、危ない！戻り蜂です！」

戻り蜂とは餌の探索から戻ってきた蜂のことで、巣の危険を察知して非常に攻撃的になる。

野田課長はハチに追われ倒れるものの、部下の筧が見事駆除。

「スズメバチ避けの木酢液です。屋根に吊るせば再発予防になりますよ。困ったことがあれば、また連絡して下さい！なんでもスグやりますので！」

2人は依頼主に木酢液を渡し、依頼は完了した。

そして、市役所に戻ったスグやる課の職員たちのもとに、次なる依頼が舞い込んできた。

職員たちが依頼主の農家へ向かうと、そこには畑を荒らすサルが！野生のサルが畑を荒らしていることに困っているという。

ニホンザルの雄は成長すると育った群れから離れ独り立ちし離れザルと呼ばれ、1匹〜数匹単位で生活し、行動範囲が広いのが特徴。ニュースなどでよく見る、市街地での捕獲騒ぎを起こすことも！

「先週の段階では大声で一時的に追い払えたんですが…」と依頼主に聞いた、野田課長は「サル出てけー！」と叫ぶが全く効果なし。

依頼主に電気柵を導入できないか聞くも、価格が高く、設置が難しいという。

「他の畑までやられたらウチはもう廃業ですよ」と嘆く依頼主に、野田課長は「ここに居座られるのも困るが、本当に恐ろしいのは“山の群れ”を引き連れて来る事。そうなったら地域全体に被害が広がるぞ…」と、離れザルが大群を呼び寄せ、街がサルだらけになる危険を感じていた。