『来世ちゃん2』工藤遥が小悪魔系女子役に挑戦!「ノリノリで撮影に挑みました(笑)」

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毎週水曜24:40からテレビ東京系で放送中、動画配信サービスParaviで前週水曜21:00から毎話独占先行配信中の内田理央主演ドラマParavi『来世ではちゃんとします2』。本作は、セフレを5人も持つ性依存系女子の主人公・大森桃江(内田理央)らの赤裸々な性日常を描くエロラブコメディ。待望の続編となる今作で、「スタジオデルタ」の取引先のマドンナ・楠あやか役を務める工藤遥にインタビュー。"来世ちゃん2"の世界観を体感した工藤に、撮影の様子やドラマの見どころなどを聞いた。

――出演が決まった時のお気持ちを聞かせてください。

前作の"来世ちゃん"は、いち視聴者として見ていたので、シンプルに「やったー!」っと思って(笑)、すごくうれしかったです。演じさせていただく役も、今までやったことのないクセのある女の子だったので、ただただ楽しみでしかたなかったです(笑)。

――作品にどんな印象をお持ちでしたか?

人それぞれの性事情って、話す機会もなかったり、誰かと共感する機会もなかったり、なかなかナイーブなことだと思うんです。それをここまで掘り下げて、コミカルに、面白おかしく作られているので、見ていて笑えますし、「わかるわかる」って思うこともあれば、「へぇ~、こういう人もいるんだ」という発見もありました。私は、梅ちゃん(太田莉菜)に一番共感ができて。梅ちゃんの、BL好きのああいう感じはわからなくもないなって思いました(笑)。

最近では、BLにスポットがあたった作品もどんどんでてきていますけど、まだまだオープンにしづらい人もいると思うんですよ。だから、「わかる~」って思っちゃいました。男の子2人が暮らす部屋の観葉植物になってみていたいという梅ちゃんの願望は、わからなくもないというか(笑)。梅ちゃんは見た目がきれいなお姉さん系なのに、BL好きっていうのを隠しているのが、ミソだなって思いましたね(笑)。

桃ちゃん(内田)が抱える承認欲求は、人前に出たいとか、学校で委員長になりたいとかそういう私の承認欲求と一緒なのかもしれないなと思いました。5人のセフレたちに求められたいという桃ちゃんの承認欲求と、きっとどこかにつながるものがあると思っていて。その内容が、ただ私と違うだけというのが、興味深かったです。誰かに必要とされたい、見てほしいという気持ちの発散の仕方って、こんなにパターンがあるんだなっていうことを、何だかしみじみと感じました。

それと、桃ちゃんと松田くん(小関)が、自分の近くの人には手を出さないっていうのも、面白かったです(笑)。放送を見ていた頃、学生時代から付き合いのある男女グループ内で、元カレ&元カノがいるっていう複雑な状況の友達がいて。その友達から相談を受けていたので、「まさにこれだな」と思って、放送を見ていましたね(笑)。

――今回、「スタジオデルタ」のクライアント先の社員・楠あやかを演じられてみていかがでしたか?

台本を見た時に、セリフに語尾の「~」とか、小さい「ぅ」「ぉ」とかが多かったんです。そういうしゃべり方をする女の子を思いっきりやらせてもらおうと思って、すごくノリノリで撮影に挑みました(笑)。楠あやかちゃんは、桃ちゃんよりも賢くやっているというか、言い方は悪いですけど、男性を上手に転がしている女の子だという話を監督がしてくださって。「スタジオデルタ」の男性陣に対しても"上手に転がす"というところを目標にして、「ちょっとひと暴れしよう!」という思いで現場に行きましたね(笑)。





――役作りのためにしたことはありますか?

特定の誰かとかはないんですけど、自分が仲良くなれない人というイメージで役に挑みました。私自身、女の子女の子した、男性に媚び売りまくりの女性ってあんまり得意じゃなくて、ちょっと引いた目でみてしまうので、「自分が苦手な女の子を演じよう」「ある意味、女性に嫌われる女性を目指そう」としました。見ていただいて、「いるわ~、こういう人」って思ってもらえたら大満足です!(笑)

――演じられてみて、いかがでしたか?

こういうラブコメ作品はやったことがなかったので、すごく楽しかったです。「スタジオデルタ」の皆さんも、ご一緒させていただいたSWAYさんも、皆さんキャラクターが濃かったので、「埋もれちゃいけない」と思って、がむしゃらに頑張った記憶があります(笑)。

――(笑)。撮影現場の様子はいかがでしたか?

まず「スタジオデルタ」のセットを見た時に、「うわ~、すごい!」と思いました。一人ひとりのデスクひとつとっても、キャラクターが分かりやすく表れているんです。梅ちゃんが描く漫画が置いてあったり、アリさんがいたり、林さん(後藤)の筋トレグッズが、それはそれは...たくさんあったり。撮影裏側を知ることができて、いちファンとしてうれしかったです。現場の雰囲気も、続編ということもあって、すでに出来上がっていたんですが、そのなかで、いい意味でその空気をぶった切っていかないといけないんだなと感じたので、それが画面に表れていたらいいなと思います。
――いい意味での、波紋を広げるというか・・・。

そうですね。「スタジオデルタ」が自社の下請けの会社という設定だったので、服装もスタジオデルタの5人よりも品があって上級階級感が出ているほうが、コントラストがでるのかなと思って。あえて男ウケは狙ってないけど、いかにも仕事できそうな感じのちょっと鼻につくようなファッションに(苦笑)。そういうほうが面白いと思って、衣装合わせをしました。そんな服装で、ゴチャッとしている「スタジオデルタ」を颯爽と歩くほうが面白いなと、個人的には思ってましたね。

――キャストの皆さんの印象は?

皆さん、優しく接してくださって、うれしかったです。休憩時間も前作の感じや、シーズン1と2のセットの違いとかを、内田さんに聞いたりしました。(林役の)後藤さんとは、"来世ちゃん2"の撮影直前まで別の現場でご一緒していて近しい間柄の役をやってので、「まさか転がされるとは思わなかったなぁ(笑)」と言われました。(檜山役の)飛永さんは、以前から私のことを知ってくれていたみたいで、お話することができて楽しかったです。





――タイトルにちなんで、「来世で〇〇したい」ことはありますか?

来世でもちゃんとしたいですけど(笑)・・・何だろう・・・来世でも女の子がいいですね。自分じゃないパターンの女の子を演じる楽しさを、お芝居を始めてから知ったので、別の、全然自分とは違う女の子の人生を生きてみたいなって思います。今回、私が演じた楠あやかちゃんみたいな、全力ぶりっ子な女の子として生きてみたら、また違う景色が広がっているんだろうなと思いますし。いろいろなタイプの女の子がいるので、来世でも女子になりたいですね。

――主人公の桃江は性依存系女子なのですが、工藤さんが"依存"に近いぐらい、ハマっているものはありますか?

テトリスにめちゃめちゃハマっています、今さらながらに(笑)。オンラインでいろいろな人たちと1対1で対戦していくんですけど、どこまで勝ち続けられるかというのを、ずーっとやっていますね。気づいたら、半日ぐらい過ぎてることも(笑)。最初は弱かったんですが、テトリスのパーツのはめ方や、消す列の量で攻撃力が変わることを覚えたので、必死になってやってます(笑)。

――ハマったきっかけは、何だったんですか?

高校生の弟が先にやっていたんです。懐かしいと思って一緒にやっていたのが始まりなんですけど、すごく強くて、弟に、けちょんけちょんにされたんですよ(苦笑)。それで私も悔しくて練習をしてたら、強くなってました(笑)。

――(笑)。最後に工藤さんが思う本作の見どころを教えてください。

一人ひとりのキャラクターがはっきりしているので、突飛なことをしても、それがすごく面白おかしく映るし、共感できるところもあると思います。そういう性事情がオープンになればなるほど、気持ちが楽になったり、生きやすくなったりする人もいると思うんですよね。なので、同世代の女性や様々な事情に悩む人に見てもらいたいです。今回、シーズン2で出てくるキャラクターも、みんなキャラが濃いんです。そのなかで、いい意味で引いてもらえるぐらい(笑)、私も負けじと頑張っているので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。





◆番組情報
ドラマParavi『来世ではちゃんとします2』
毎週水曜深24:40より、テレビ東京ほかにて放送。
動画配信サービス「Paravi」にて前週水曜、21時から毎話独占先行配信。
さらに、Paraviオリジナルストーリー「来来来世でもちゃんとします」を、8月25日水曜、9月1日水曜、9月8日水曜21:00より独占配信予定。

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