夏フェス出場回数1位!ライヴチケットは即完売!感情に訴えかける歌詞が反響を呼ぶ、絶大な人気のロックバンド「SUPER BEAVER」「BLOOD SONG」はオフコースの『言葉にできない』と新曲『名前を呼ぶよ』の2曲を披露

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毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。今回のゲストはSUPER BEAVERの皆さんでした。
トークでは、敬愛するバンド・オフコースへの並々ならぬ思いや、バンド存続の危機とそれを乗り越えてから芽生えた、音楽に対する新たな感情について聞くことができました。ライヴでは尊敬するオフコースの楽曲『言葉にできない』とSUPER BEAVERの新曲『名前を呼ぶよ』の二曲を演奏。どちらも、野外フェスさながらのハートのこもった熱いパフォーマンスを披露してくれました。ここでは今回の放送に入りきらなかったトーク&ライヴの裏側を含めて、撮影時のレポートをお届けします!
今回のゲストはSUPER BEAVER。渋谷龍太(Vo)、柳沢亮太(G)、上杉研太(B)、藤原”33才”広明(Dr)からなるロックバンド。夏フェス出場回数1位、日本武道館や代々木第一体育館でのライヴチケットは即完売するなど、感情に訴えかけるメッセージ性の強い歌詞が10代を中心に反響を呼び、絶大な人気を獲得している。



今回もオープニングトークから収録がスタート。早速、「今日のゲストは夏フェスの出場回数第一位のバンドということですが、雄大はフェス好き?」と田中さん。「フェスは好きですけど、今日のゲストさんを生で拝見するのは初めてなので嬉しいです」と千葉さん。すると「じゃあ、今日のゲストの方を動きで表現するとどんな感じになるか、ちょっとやってみてよ」と、早くも無茶振りを発令する田中さん。すると、何かを高速でかじるような動き(ビーバーのマネ)を必死でやって見せる千葉さん。自分でお願いしておきながら田中さんは、「そんなにふざけていたら後で絶対に怒られるよ」と、バッサリ。いつも通りの展開です(笑)。



そしてゲストのSUPER BEAVERさんを迎えてトークがスタート。最初の話題は、この10年間、年間100本以上のライヴを続けているということに。「今はこのご時世ですので大変なことはありますが、ライヴは毎回すごく楽しいです。僕らにとって、フロアからいただくものがすごく大きいんですよね」と渋谷さん。そんないい話を聞く中で、田中さんが「そういえば皆さんがこちらに登場する前、雄大がビーバーのマネをしてふざけていましたよ」とチクリ。これに対し「いやふざけてない(笑)!台本通りですからあれは!」と、テンパって弁解する千葉さんなのでした。



さらにSUPER BEAVERの歴史を振り返るべく、高校時代の先輩・後輩、さらに幼馴染で結成されているということから、当時の写真を公開。そんな中、メンバーの皆さんと千葉さんが同年代ということから、千葉さんの高校時代のいつものあの写真も公開されることに。千葉さん的には「僕の写真もういいですよ」という感じだったものの、メンバーからは「むちゃくちゃかっこいい!」と好感触でした。

話題はSUPER BEAVERのBLOOD SONGに。渋谷さんにとってオフコースは、ミュージシャンとして大きな影響を与えられたバンドだそう。渋谷さんはじっくりとわかりやすく、熱心に語ってくれました。
「小さい頃から聴き続けていて、初めて買ったCDもオフコースでした。もともとはハードロックが大好きな家族だったので、幼い頃からディープ・パープルやレッド・ツェッペリンを聴いて育ちました。家では音源テープが山積みになっていて、いつもそこからランダムに選んで聴いていたのですが、ある時「オフコース」と書かれたテープを発見したんです。洋楽だと思って聴いたらぜんぜん違って。今まで聞いてきた音楽は、叫ぶだけだったので、ヴォーカルは叫ぶものだと思っていたのですが、オフコースは真逆で、こんなに優しくて美しい声があるんだと驚きました。この時、確実に自分の音楽人生が変わりました。オフコースを聴いたことを機に、他のアーティストの音楽も聴くようになりました。オフコースがすごいのは、Aメロの一音目で、曲の世界観を作れてしまうところ。一般的に名曲と呼ばれるものは、Aメロが終わった後やサビで評価されるのですが、オフコースの場合は最初の一音目なんです」。


そしてさらなるオフコースの魅力として上がったのが、ヴォーカルの小田和正さんのライヴでの”間”の取り方と、コーラスワーク。特にコーラスワークは、「2007年の京都音楽博覧会というフェスで、くるりさんと披露した『ばらの花』はめっちゃすごかったです」と、柳沢さん。映像を見た後、「主メロに対するリスペクトがないと、この難しいコーラスは成り立たないです」と、改めて絶賛する柳沢さんなのでした。

そんなSUPER BEAVERのBLOOD SONGは、やはりオフコースの『言葉にできない』。
「カバーをさせていただくなら、この曲しかないと思いました。僕らの楽曲では”あなた”という歌詞を大事にしています。というのも幼い頃、校長先生の話が好きじゃなかったんです。なんで嫌いだったのか後から考えたら、僕らのことを”皆さん”と呼ぶだけで、一人一人に語りかけていない分、退屈だったと言いますか。その経験から僕はオンステージでも、観に来てくれている一人一人に言葉を届けるために「あなた」という言葉を大事にしています。「あなた」という歌詞は、「言葉にできない」にも出てきます。単にカバーをさせていただくだけでは楽曲に失礼ですし、リスペクトを込めるからには、ちゃんと自分たちのカラーをつけて披露させていただきたいと思っているので、今回は特別に「あなた」から歌い出すことにしました」と渋谷さん。

そして恒例の曲振りタイム。最初は普通にやったものの、「一音目の言い方と、”あなた”を大事にしながら曲紹介をお願いします」と田中さんから無茶ぶりが。「正解がわからないと言いつつも、みんなが満足する曲振りを見事に成し遂げた千葉さんなのでした。



続いてトークは、過去にバンド崩壊の危機があったことに言及。結成4年目にしてメジャーデビューを果たし、しかもデビュー曲が人気アニメのエンディングテーマになるなど、一躍人気アーティストの仲間入りを果たしたSUPER BEAVER。しかしその後、運命の歯車が狂い出す。渋谷さんが語ります。「一言で言うと、当時の自分たちは社会経験が少なすぎたということです。その頃は色々な大人からアドバイスをされていたわけですが、自分たちの音楽よりも大人たちが「やれ」と言ったことを優先してやってきてしまったんです。そのうち、自分たちの音楽と折り合いがつかなくなってしまい、レコーディングの最中に自分の声を聴いたら気持ち悪くなって、その場で倒れてしまいました。あの当時は自分を守ることで精一杯で、メンバーとも会話が全くなく、色んなことが処理できなくなっていました。そして、目が覚めた時に「もう音楽をやめる」って言ったんです」

その時の様子を他のメンバーが振り返ります。当時のマネージャーが「やめるのもいいけど、とりあえずメンバー同士で話あったら?と言いました」と柳沢さん。「その時はみんな、自分のことだけでいっぱいだったので、倒れた時は正直、何倒れてんの?お前がいなきゃどうすんだよっていう。そんな考えが思い浮かんでしまうくらい、みんなヤバかったです(笑)」と上杉さん。「本当に会話がなかったので、当時はそれぞれが何を考えているのかわからなかった。4人で話あったことで初めて色々とわかり合えた」と藤原さん。

それを聞いた田中さんは「ある意味、倒れることは必要なことだったのかも」と、しんみりと語ります。そしてこの話し合いの末、所属事務所を辞めて、自分たちの音楽をゼロから作っていくことを選択したそう。その後の活動を渋谷さんが語ります。

「自分たちにとっては、ここからが本当の出発という感じでした。音楽活動をしながらバイトもしなきゃいけなくて、今思うとすごく大変な時期でしたが、当時は自分たちの足で全国のライヴハウスに足を運んで、スタッフの方と直接交渉してということが、楽しくて仕方なかったです。そういう経験を経て今があるというのも、すごく感慨深いです。そうそう、ある日、富山の現場まで自走で向かったのですが、到着した瞬間に車が故障して、専門の人に見てもらったのですが、もう廃車にするしかないって言われたんです。でもその現場に、車のローンを組んでいた柳沢がたまたま入院していて、その場にいなかっていう(笑)。そういうことも含めて、全てが良い思い出です」



そして今回ライヴで披露してもらう楽曲『名前を呼ぶよ』について。

「これまでの色々な出会いから生まれた思いを丁寧に描きました。メンバーを含め、出会った人の顔を思い浮かべながら作りました。映画『東京リベンジャーズ』の主題歌になっています。過去の出来事を後悔と呼ばず、あの経験があってよかったと思えるように今まで活動をしてきたので、決まった時は本当に嬉しかったです。ある意味、僕ら自身がまさに”リベンジャーズ”だったりするので、僕らにはぴったりだなと思いました」

そして恒例の、千葉さんの曲振りの時間に。『名前を呼ぶよ』というタイトルにちなんで、メンバーそれぞれの名前を呼んで曲紹介をしてほしいというリクエストが。やり終えると上杉さんは「すごく得した気分」、渋谷さんは「来てよかった」とご満悦。それを見た田中さんからも「俺の名前も呼んでよ」とリクエストが。千葉さんが律儀に「圭さ…」と呼ぼうとした刹那、「以上、今日のゲストはSUPER BEAVERさんでしたー!」と、食い気味で終了。田中さんの方が一枚上手でした(笑)。

(ライヴ)
控室からの移動の最中からステージを降りるまで、とにかくメンバーの皆さんは「よろしくお願いします」、また「お世話になります」と、丁寧にあいさつ。律儀な姿が印象的でした。撮影前、渋谷さんはステージに立つと、手足を伸ばすなど準備をします。また、口笛を吹きながら気ままに練習をする上杉さんの姿も見られました。『名前を呼ぶよ』の撮影では、律儀な姿から豹変。魂の込もった歌声で、髪を振り乱しながら全力で激しいパフォーマンスを見せてくれました。UNCUTの撮影も同様の力強いパフォーマンスを披露。息使いまで伝わりそうなほど、実際に自分だけに語りかけられているかのような、臨場感たっぷりの映像に仕上がっています。『言葉にできない』は、温かな夕日のような黄色のライティングをバックに、”あなたに会えてよかった”から始まる特別バージョンで披露。しっとりと落ちついたムードでありながら、渋谷さんの発する一言々々が丁寧で温もりのある歌声が、聴くものの心を揺さぶります。smash.で聴いたら琴線に触れ、不思議と心が震えて泣きそうになる人もいると思います。ライヴ後、渋谷さんが「あー、気持ちよかった」と、呟く姿も印象的でした。



◆smash.だけで見られる! SUPER BEAVER 『名前を呼ぶよ』撮りおろし映像を一部無料で

smash.では、地上波放送終了直後より、 SUPER BEAVERの撮りおろしパフォーマンス映像「UNCUT」を独占配信! 様々な角度から近距離で捉える全編縦型映像は迫力満点!地上波とはまた違う味わいを楽しめます。今回、番組で紹介した全2曲のUNCUTを独占配信。そのうちの一曲、『名前を呼ぶよ』のボーカル・渋谷龍太カメラの映像を完全無料で配信しています。
◆視聴リンク:https://sharesmash.page.link/GQ1z



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次回の放送は7月3日(土)23:55~25:05 7月4日(日)23:55~25:05 

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