「23回破門された」三遊亭好楽、破天荒すぎる弟子生活を語る

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三遊亭好楽が、6月29日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系、毎週火曜24:12~)に出演。「23回破門された」という、驚きの弟子生活を振り返った。

「私みたいなやんちゃな奴が(高座に上がれるように)」という理由から、自宅の1階を寄席小屋「池之端しのぶ亭」として開いた好楽。「(これまで)破門23回。マジで師匠に『お前なんかクビだ』って言われたの」と、当時を振り返る。

好楽にとって最初の師匠は、8代目・林家正蔵。「クビになった?」と尋ねる笑福亭鶴瓶に、「クビにならないよ」と返す。「すぐに泣いてお詫びして。1回目許す、2回目許す、3回目……(そして)23回」と好楽。度々の破門を受けながらも長らく正蔵の弟子だったことに、鶴瓶は驚きの声をあげる。

「彼はね、私を破門にさせといて、また来ると、許したんだよね」と好楽。「なんかね、俺のことをね……(放っておけなかったんじゃないか)」と、不敵な笑みを浮かべる。その後、好楽は正蔵への弟子入り期間中に結婚を果たすが、正蔵からは怒られるどころか「『そうかい!?』って喜んじゃった」という。

「ずっとこの子(好楽)を生涯怒って、面倒見なきゃなんないっていう負担が、こんどはかみさんに移るじゃん?『あーよかった』っていう気持ちなんだろうね」と好楽。報告を受けた正蔵は「そうかい? いつだい? 仲人(の依頼)かい?」と、ウキウキした表情でスケジュール帳を開いていたという。

「(当時はまだ)前座だからね。『とんでもない! 前座のくせに所帯を持つなんて』って言うのかと思ったら、『そうかい!?』って、あの喜んだ顔。今でも忘れない」と好楽。ついこの間の出来事のように、笑いをこらえながら、師匠との思い出を語っていた。

そんな好楽に対し、SNS上では「お話すごい面白かった」「笑点以外で見ると随分印象が変わるな」との声が上がっていた。

次回7月6日の放送では、小堺一機をゲストに迎える。

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