今回のゲストは、インターネットの関連動画の総再生回数は1億回超え、ヴォーカル長屋の圧倒的な歌唱力が“歌唱力お化け”と称される若者を中心に大人気の「緑黄色社会」

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毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。今回のゲスト、緑黄色社会さんはいかがでしたか?

”アオハル”な学生時代の秘話、躍動的な『ずっとずっとずっと』のライヴパフォーマンス、そして何といっても憧れの大塚 愛さんを迎えての『大好きだよ。』での夢のコラボ。涙あり笑いありの感動的なものとなりました。ここでは残念ながら番組ではお伝えしきれなかったトーク&ライヴ収録の裏側をリポートします!


(緑黄色社会とは)
今回のゲストは緑黄色社会。長屋晴子(Gt.Vo)、小林壱誓(Gt.)、peppe(Key.) 、穴見真吾(Ba.)からなる男女混合4ピースバンド。2018年、1stアルバム「緑黄色社会」をリリースし、大型音楽フェスへの出演を果たし、2019年には映画『初恋ロスタイム』やドラマ『G線上のあなたと私』の主題歌を務め注目を集める。インターネットの関連動画の総再生回数は1億回を超え、若者を中心に人気を集める。さらに長屋さんの圧倒的な歌唱力は“歌唱力お化け”と称されている。



(トーク部分)
MCの二人と、緑黄色社会の皆さんが着席し、あいさつを済ませてからトーク収録がスタート。世間で話題になったYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』で、長屋さんが歌うVTR映像を観終えると早速「(あまりの美しい歌声から)これだけでもう泣きそう…」と語る田中さん。それに対し「早っ(笑)!」と突っ込む千葉さん。いつも通り安定の展開です。



続いて、この日の田中さんの衣装の話に。カラフルなデザインであったことから「今日の衣装は緑黄色社会に合わせてきてくれたんですね」と長屋さん。すると嬉しそうに「ありがとうございます!」と答える田中さん。今度は、田中さんから長屋さんへ「長屋さんの靴も可愛いですね」と言及。「ありがとうございます」と嬉しそうに答えます。一連の衣装の褒めあいを横で見ていた千葉さんが「何のやりとりですか(笑)!」と、ひとツッコミ。



話題は緑黄色社会のバンド結成について。高校入学前に、春から同じ高校に通う同級生に向けて、長屋さんがSNSを使ってメンバーを募ったのが始まりだったそう。顔も知らない歌も聴いたことがない、楽器がどれだけできるのかもわからない中、長屋さんはとにかく高校でバンドを組みたくて、候補者に”ツバ”をつけまくっていたという。そんな中、最初に声をかけられた小林さん。「僕はヴォーカル志望でしたが、初めての部活の時に彼女(長屋さん)の鼻歌を聴いた時に、それがあまりに上手だったのであきらめました」
田中さんが、実力や人間性が未知数の人をバンドに誘うのは怖くなかったのか問うと、「(小林さんは)誘ったメンバーの中では最も変な人だったんです。自分が変な人に対する憧れがあったので、相性が良さそうだなと思いました」と長屋さん。
peppeさんも小林さんと同様、初対面の日にいきなり声をかけられた一人。「『peppeちゃんだよね?ピアノやっているんでしょ?一緒にバンドやろうよ』って。誘われるまでバンドは全く考えていませんでした」

穴見さんは、途中ベースが脱退してしまったことで、急きょ代わりのベーシストを探さなければならなくなり白羽の矢が立ったという。小林さんの幼なじみだった穴見さん。周囲の高校生よりも上手だったことから勧誘されたそう。穴見さん的には、高校生と中学生の2歳の年齢差はかなり大きかったという。「テレビ電話で一緒にやろうと誘われました。当時は15歳の中学生で声変わりもしていませんでした。一人だけ年下で緊張しました。最初の頃は怖くて二人の女性メンバーの名前すら呼べませんでした」



長屋さんがバンド結成を夢見て奔走していた高校時代の話を聞くにつれ、「アオハルだね〜」、「当時からすでにキラキラしているね」と、目を細めるMC二人。そんな中「雄大の学生時代はどうだったの?」と田中さん。千葉さんは「誰とも喋らず、朝噛みはじめたガムを繊維になるまで噛み続けて、帰りに飲み込むような生活でした」と、暗めのトーンで告白。それを聞き「暗っ(笑)!しかも尖りちらかしてるじゃん!」と突っ込む田中さん。続けて、モテたかどうかを尋ねるも、やけクソ気味に「人と接していないんだから何もなかったです」と千葉さん。

「逆に圭さんはモテました?」と千葉さんが切り替えすと「ずっと一人の人とお付き合いをしていたから特に何もなかったかな」と田中さん。その流れで田中さんが進学校出身だということ、この芸能の道に入ったきっかけなど根掘り葉掘り聞かれるに連れて「いいんだよ!俺の話は(笑)!」とバッサリ。次の展開へ誘います。



結成一年後の2013年に、緑黄色社会は10代のアーティストのみによるティーンネイジロックフェス『閃光ライオット』に出演し、1万組のバンドの中から準優勝を獲得。当時のVTR映像を観ながら「このイベントのために作曲をして、猛練習をして2位になれたのですごく嬉しかったです。これでようやくミュージシャンとしてのステップが踏めたかなと思いました」と長屋さん。でもその一方で新たな葛藤が生まれた、と続ける。
「賞をもらってから、自分がどうしていいかわからなくなりました。自分たちってどんな存在なんだろうって悩んでしまって。ある時ライヴを終えた後に、関係者の人から『長屋の歌はつまらない。歌はすごくうまいけど何も伝わらない』って言われて。わかりやすくいうとカラオケで100点を取るための歌い方、”模範解答”っていう感じで心に届かないっていう。当時はその言葉を飲み込むことができませんでした。でもそれからは少しずつ、それまでの歌い方を変えて、上手に歌うということよりも気持ちを込めて歌うことを意識してライヴで歌ったらすごく褒められたんです。そこから吹っ切れました」
これを受け、「その後、"歌唱力お化け”って言われるようになるわけですが、気持ち的にはどうですか?」と田中さん。「悪くないですね(笑)」と笑顔で語る長屋さん。「俺も演技力おばけって言われたいなあ〜(笑)」と、最後に本音をぶちまける田中さんなのでした(笑)。



そして恒例の曲紹介タイム。最初は『緑黄色社会』を噛んでしまった千葉さん。その後、タイトルである『ずっとずっとずっと』を、3つある『ずっと』を、それぞれ違うニュアンスで言って欲しいという長屋さんのリクエストに応え、途中照れそうになりつつも、ぞれぞれの『ずっと』を、気持ちを込めてやり切ったのでした(笑)。

さらに話題はBLOOD SONGについて。長屋さんが凄すぎると思っているミュージシャンは、大塚 愛さん。歌手を目指すきっかけとなった人で、おじいちゃんにもらったお小遣いで初めて買ったCDが『さくらんぼ』だったそう。その時にシンガーソングライターという職業の存在を知り、自分もそうなりたいと思ったという。その後、大塚さんが描く歌詞の世界観が等身大かつ女性目線である部分に魅せられ、中でも2007年の楽曲『ポケット』は、”好き”という思いを、思いがけない角度から表現されていることに惹かれたそう。さらに2007年の楽曲『HEART』のシンプルかつかわいいアレンジセンスが凄いということ、さらに遊び心満載のMVの世界観は唯一無二など、大塚さんの楽曲の魅力を熱く語ってくれました。そんな中、過去に大塚さんのMV(ショートフィルム)に、田中さんが出演していたことが判明。「ドラマでも共演して可愛がってもらいました」と田中さん。
そして長屋さんは大塚さんに初めて会った時のことを、映像を踏まえて振り返ります。「『カウントダウンジャパン』のライヴの時に、偶然にも出演する日程とステージが同じだったんです。楽屋裏でごあいさつをさせていただいたのですが、もう嬉しすぎて大号泣してしまいました。自分の思いは伝えようと思っていたのですが、ただただ泣いてばかりで、その時は何も伝えることができませんでした(笑)。とにかく大塚さんは優しく接してくださって、本当に嬉しかったです」

そんな長屋さんにとってのBLOOD SONGは大塚 愛さんの『大好きだよ。』。
「初めて買ったアルバムに収録されていた思い出の曲で、カラオケに行くといつも歌っていますし、買った当時はポスターを天井に貼って眺めていたほど大好きです」

そして今回のBLOOD STAGEでは、なんと憧れの大塚 愛さんとのコラボが実現! 
「かなり緊張しています(笑)。ただ前回お会いした時は、私自身がファン目線になってしまったので、今回のコラボでは同じミュージシャンとしてお会いしたいと思っていました」と、意気込みを語る長屋さん。小林さんも「今回のために長屋はかなり仕上げてきているので、パフォーマンスをさせていただくのが楽しみです。でもその反面、僕自身の緊張が半端ないです」。穴見さんは「別のヴォーカリストが入ってのパフォーマンスは初めてで、しかもそれが大塚 愛さんというのはプレッシャーしかないです」。

(ライヴ部分)

まずは『ずっとずっとずっと』。メンバーそれぞれが「よろしくお願いします」と、あいさつをしながらスタンドイン。廃虚に星屑をちりばめたような、幻想感漂うスタジオセット。そして本番前はステージ上のみならず、控え室で待機する待ち時間の間も常にギターを抱え、発声練習を行う長屋さん。スタジオスタッフがステージの設営をしている間、メンバーだけで小さく集まり、軽いセッションを何度も行っていました。本番&UNCUTの撮影では、アッパーチューンでジャジーな曲調とメンバーそれぞれの激しいステージング、さらには楽曲に合わせたステージの巧みなライティングが重なりあって、ポップで迫力のあるライヴが実現。長屋さんの美しい歌声と、臨場感あふれるライヴパフォーマンスをより身近で感じることができるのはsmash.ならではの醍醐味です。



そしていよいよ『大好きだよ。』のパフォーマンス。「大塚さん入られましたー」というスタッフさんからの声を聞くと、いてもたってもいられなくなり、急にそわそわとしだす長屋さん。その姿が伝染したのかメンバーもやや緊張気味の様子。ついに大塚さんとの対面の瞬間が。



「久しぶりー」と言いながら、大塚さんがステージに上がってきました。
「お久しぶりです! 今日はよろしくお願いします!」と、泣きそうな笑顔たたえながらあいさつをする長屋さん。
「何年ぶりだろう?」
「3年ぶりだと思います」
「3年!?  すごいきれいになったね。今度ご飯行こうか」
「(緊張で)食べられるかわからないです。どうしようメイクさん、メイクが…。こんな日がくるとは思っていなかったから嬉しくて…(涙)。どうしようどうしよう…」

「大丈夫大丈夫」と、優しい言葉と笑顔で長屋さんの気持ちを解そうとする大塚さんと、長屋さんのあまりのテンパる姿を見て、後ろから励ます小林さんの姿はなんだかほっこりします。

「アレンジの違う『大好きだよ。』を歌うのは初めてだから、私もなんだか緊張する(笑)」と大塚さん。

UNCUTの撮影では、ステージ上でリハーサルを繰り返すうちに、緊張気味だった長屋さんもいつも通りアーティストの顔に。大塚さんの隣で、大塚さんの歌声を聞きつつ、時折り照れ臭そうに目と目を合わせつつニコニコしながら歌う長屋さんの姿がとても印象的でした。smash.で見ることで、長屋さんの楽しそうなパフォーマンスと、大塚さんの全てを包み込むような優しくも美しい歌声を、よりピュアに堪能できること間違いなしです。



(smash.だけで見られる、撮りおろし“メンバーカメラ“映像)
地上波放送直後より、smash.にて緑黄色社会のメンバーそれぞれにスポットをあてた、ノーカット&全編縦型のライブパフォーマンス映像”UNCUT”を独占配信。

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次回の放送は6月5日(土)23:55~25:00 6月6日(日)23:55~24:55

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