本作は長瀬と宮藤がTBS連続ドラマ11年ぶりのタッグを組み、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げていく。
寿三郎(西田敏行)は寿一(長瀬)の襲名披露を行い、二十八世観山流宗家を継承することを告げる。しかし、寿三郎の芸養子・寿限無(桐谷健太)らを差し置いて破門されたはずの寿一が選ばれたことに門弟たちは猛反発。「高砂のひとつぐらい見せてごらんなさいよ!」「何か舞ってみなよ 謡ってみなよ 二十八代!」と次々飛ばされるヤジを寿三郎は一喝し、一週間後に寿一のお披露目舞台を開くと宣言する。一方次男の踊介(永山絢斗)は、寿三郎と婚約した介護ヘルパー・さくら(戸田恵梨香)が過去に高齢者相手の後妻業をしていた事実をつかむ。
一見元気そうに振る舞うも、物覚えが悪くなっていく寿三郎。古い記憶は克明に残っているが、5分前のことをすっかり忘れてしまう。さらに寿一には元妻・ユカ(平岩紙)との息子・秀生(羽村仁成)のフリースクール入学話がもちあがり、月5万の学費が重くのしかかることに。今月の養育費の支払いをユカに求められた寿一は「いま収入がゼロなんだ」と告白し、来月まで待ってもらうよう頼み込むが、ユカは「困る! そんなんそっちの都合やん!」と激怒。寿三郎との面会も「お父ちゃん約束破ったから、もうなしや!」と取り止め、秀生を連れ帰ってしまう。
寿一は寿限無に土下座して借金を頼むが、寿限無からは残高のほとんどない観山家の通帳を見せられ、寿三郎に内緒でしているという宅配デリバリーのアルバイトへ誘われる。デリバリーを注文し、尊敬する寿一が困窮していることを知った原(井之脇海)はさんたまプロレスのジムへ寿一を呼びよせ、復帰を提案するが、不退転の覚悟で引退を決めた寿一はこれを丁重に辞退する。
長州力(本人)にラリアットで気合を入れてもらった寿一は徐々に能に対する勘をとりもどし、お披露目舞台で見事に成功を収める。一方、踊介らはさくらに過去の証拠を突きつけ、寿三郎に別れるよう迫るが、さくらの口からは驚きの言葉が飛び出して……。
ネット上では、「泣けるし、笑えるし、テンポ良く、ストーリーが一方通行でないのが良きギャップを産む。そして介護や想像等、年齢的にくるものがある」「すごいシリアスだったり、感動的なシーンの直後に爆笑シーンをぶち込んでくるの、いつもの宮藤さんだなぁ」と絶賛の声が。戸田演じるさくらの“素性”についても、「悪人なのか善人なのか、まだ見極めが要るなあ」「うちの親にさくらちゃんみたいな人がいたら私はとても嬉しい」「善悪は一旦置いといて考えさせられます」とさまざまな意見が寄せられていた。
次回、第3話は2月5日に放送。さくらに借りた10万円を返すため、寿一は覆面レスラーとしてふたたびリングへ上がることに。しかしその留守中、家で寿三郎が倒れてしまい……。
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