6シーズンにわたり貴族と使用人の愛憎劇を描き、世界中で大ヒットとなった英国ドラマ『ダウントン・アビー』。かつてこの大人気シリーズに出演していたダン・スティーヴンスは、ファンや業界人から決まって尋ねられる"あの質問"にうんざりしていることを英Digital Spyのインタビューで明かした。

本記事は『ダウントン・アビー』シーズン3までのネタバレが含まれます。ご注意ください。

ダンは1月15日よりイギリスで公開中のロマンスコメディ映画『Blithe Spirit（原題）』の宣伝でDigital Spyの動画インタビューに登場。その中でインタビュアーから映画版『ダウントン・アビー』の話題について振られると、「僕は8年前にその番組を卒業したんだよ。それでも映画の製作者たち（本来ならそのことについては知っておくべき人たち）から、"映画に出ますか？"と聞かれるんだ。僕からすれば"本当にドラマを見てたの？　僕のキャラクターの最後を知っている？"という気持ちになるよ」と笑いながら返答。「彼らはまだ、僕がシャワーシーンか何かの形で登場することを望んでいたんだ」と、ファンだけでなく映画関係者からもカムバックを望まれていることを明かした。

ダンが演じたマシューが登場していたのは、シーズン１から3までのこと。2012年のクリスマススペシャルで交通事故に遭い亡くなっているのだ。しかし、他のキャラクターによってその後のエピソードでもマシューのことが語られていたことで存在感が残っていたこともあり、ドラマのファンが彼の再演を望む気持ちは理解できる。

ダンは「あの役と作品が僕に与えてくれた全てにとても感謝している」と続け、「運命を信じること、本能に従い、周りにいる善良な人々のアドバイスに耳を傾けることを学んだよ」、「そう、ただその道を歩み続けているんだ」と話した。

残念ながらマシューの姿を見ることはできないが、劇場版『ダウントン・アビー』はAmazon Prime Videoで配信中（2021年1月25日現在）

（海外ドラマNAVI）

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Photo:ダン・スティーヴンス©Hubert Boesl/FAMOUS