同番組は、あまりにも珍しい“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていくトークバラエティ。この日はゲストの客員研究員として、中村アン、サーヤ(ラランド)が出演する。
“職歴ゼロの主婦だったのに39歳で初めて社会に出て運命に流された結果ドムドムハンバーガーの社長になっちゃった人”ことフジサキさん。そもそもドムドムハンバーガーとは、最盛期には400店舗あったのが、今では26店舗にまで減少した“絶滅危惧種バーガーチェーン”だ。ハンバーガーチェーン店舗数ランキングでも12位。フジサキさんは「弱小なりの戦い方をしています」と語るが、そんな彼女が社長となった今、斬新なメニューなどの奇襲戦法に注目が集まっている。
短大卒業後、21歳の若さで12歳年上の区議会議員と結婚したフジサキさん。2年後には男の子を授かり、順風満帆な人生を送っていたが、39歳の時に転機が訪れる。夫が都議選で落選。身体を壊して入院することになったのだ。当時息子は中学2年生。生活のため働くことを決意し、友人の紹介で働き始めたのは“ギャルの聖地”だった!? ここで多くの得難い経験をし、いまも親交のある仲間が出来たと語るフジサキさんは、その後、飲食業に携わることに。44歳のときに居酒屋を始め、見事に繁盛させるが、ある日、時々来る 1人の男性客が「僕がやっているハンバーガーチェーンをちょっと手伝ってほしい」と声をかけてくる。この男性こそ、ドムドムハンバーガーの役員だったのだ。
当時、ドムドムハンバーガーは業績が悪く、買収した会社が再建を開始。役員男性は「何か新しい風をふかせねば!」との思いで、料理・接客抜群のフジサキさんに声をかけたという。フジサキさんは商品開発の顧問契約し、自信のあった料理を大胆なバーガーに仕立て、好評を得る。やがてフジサキさんは正式に会社に入ってほしいと頼まれ、入社を決意。店舗数が減少の一途をたどり、業績もボロボロの中で厚木店の店長を任され、右も左もわからないまま店舗経営がスタートする。
店で多くの問題点に気づき、一つひとつ解決していくフジサキさんは入社からわずか半年で東日本エリアマネージャーに就任。岩手県から神奈川県全17店舗を1人で任される。やがてがむしゃらに働くフジサキさんに会社は命運を託すことに。何と入社10か月で社長就任が決まったのだ! ハンバーガー業界は高価格と低価格に二極化。そこでどう戦えばいいのか? フジサキさんは“絶滅危惧種バーガーチェーン”だからこその戦略を考え、頼もしい味方とともにユニークなバーガーが次々と発表する。商品化に至らなかった数々の衝撃バーガーを紹介しつつ、いまも続くフジサキさんの奮闘と挑戦を見ていく。
なお、前回はジョイマン・高木晋哉が“激レアさん”として登場。同級生で国民的ミュージシャンの秦基博から“何度も人生を救われた”レアエピソードを紹介し、若林はラベリングを「秦迷惑」と命名。これにはスタジオから「ウマい!」と称賛の声が上がったほか、インターネット上でも「これ以上ないラベリング、若林さんに座布団1枚お願いします」「若林さん今回絶好調だなぁ」「“ジョイマンがんばって”ってwww」などのコメントが相次いだ。
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