11月より米ABCにて放送スタートした大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』シーズン17に、懐かしのあの人がカムバックして話題となったが、他にもシリーズで重要な役割を果たしたキャラクターが再登場した。米Deadlineが報じている。（※本記事は『グレイズ・アナトミー』シーズン5＆17のネタばれを含むのでご注意を！）

シーズン17の第1話「All Tomorrow's Parties（原題）」では、シーズン11で降板したパトリック・デンプシー演じるデレク・シェパードが姿を見せ、オリジナルキャストのカムバックに話題となった。そのシーンでは、新型コロナウイルスに感染した患者の治療に追われて疲労困憊し倒れたメレディス（エレン・ポンピオ）の夢にデレクが登場して、エレンとパトリックが久しぶりに共演を果たした。

そして、現地時間12月3日（木）に放送された第4話「You'll Never Walk Alone（原題）」でカムバックしたのは、メレディスの良き友人で医師のジョージ・オマリー（T・R・ナイト）だ。

T・R演じるジョージはシーズン1から5シーズンにわたり登場、最後は命を落としてシリーズから退場している。ジョージもまたデレクと同じようにメレディスの夢に姿を見せ、どれだけ生きていることが恋しいかを彼女に伝える。その言葉にメレディスが、どれほど自分にとってジョージが大切だったか、「あなたのおかげで私の人生が変わった」という言葉で返し、感動的なシーンとなっていた。

T・Rは『グレイズ・アナトミー』を降板後、人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』で選挙参謀のジョーダン・カラハリオス役でゲスト出演。ナショナルジオグラフィックの伝記アンソロジー『ジーニアス』シーズン1ではFBIの初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーを、シーズン2では詩人のマックス・ジャコブを演じた。現在は、米HBO Maxの新作サスペンスドラマ『The Flight Attendant（原題）』で、主人公キャシー（ケイリー・クオコ『ビッグバン★セオリー　ギークなボクらの恋愛法則』）の兄デイヴィー役で出演中だ。

T・Rが久しぶりにカムバックした『グレイズ・アナトミー』シーズン17は、ABCにて放送中。（海外ドラマNAVI）

Photo:『グレイズ・アナトミー』(c) ABC Studios