「新選組」鬼の副長・最期の地
北海道にある「函館」は、漁業と貿易が盛んな日本有数の港町です。町のシンボルとして有名なのが「五稜郭」。
日本初の西洋式“城郭”として作られたもので、特徴的な星型の形はヨーロッパの城塞をモデルに考案されました。
五稜郭は現在、付近にある「五稜郭タワー」からその全貌を見下ろすことができますが、新選組の副長・土方歳三が戦死した地としても有名です。
タワー内には、当時の土方歳三をモデルにしたブロンズ像も設置されています。
“和洋混淆”な函館の文化
幕末から海外に開かれた地でもある函館。そのため、いち早く西洋の文化が入り込みました。和洋混淆のハイカラな街並に、西洋式の建物や教会が今も残っています。
また、“イカの街”とも呼ばれるほど、古くからヤリイカやスルメイカの産地として知られています。
そんな函館では、名物でもある「いかの塩辛」を、じゃがバターと一緒に食べるのが昔から一般的とのこと。
それぞれの食材の味がマッチしていてとても美味。
ほかにも、いかの塩辛をストーブの上で焼き、香ばしくして食べるなどの食文化があるそうです。
北の港町・函館。ここには和の文化はもちろんのこと、西洋文化が流れ込んだ国際都市として、多くの歴史や文化が残っていました。
スポット情報
五稜郭タワー
住所:北海道函館市五稜郭町43-9
住所:北海道函館市五稜郭町43-9
じょんのび日本遺産
日曜あさ6:00~