今回「テレ東プラス」では、「怪力vs遊園地」の内容を紹介する。
「大食い」や「歌うま」に並び、世界で人気の動画ジャンル「怪力」。テレビの力で常識を超えた怪力超人を集め、世界でツボる動画を目指す。チャレンジするテーマは「怪力vs遊園地」。肉体だけで巨大アトラクションを動かすという超無謀な企画だ！ 早速、最強の怪力チームを作るため、日本屈指の力自慢たちにオファー。番組は、ガチの怪力超人3名を招集することに成功した。
「怪力BIG 3」1人目は、「異次元のレスリングモンスター」こと北村克哉。過去にアマチュアレスリングで前人未到の6連覇を達成。去年までプロレス界の名門・新日本プロレスに所属し、超人揃いのプロレス界の中でも逸材と呼ばれていた男。ベンチプレス240kg、レッグプレスで1t上げられるほどの力の持ち主で、筋肉がデカすぎてMRIに体が入らないのが悩み(笑)。
2人目は、「3Dマッスル・アーティスト」こと清水泰地。去年、ボディビルの国際大会で日本人初の優勝を果たし、軽トラックをひっくり返すほどの怪力の持ち主。人間離れした肉体美を活かし、人気漫画やゲームのモノマネをしてSNSでも話題に。
「怪力BIG 3」最後の1人は、「豪腕二頭筋ビースト」こと元自衛隊員のジャスティス岩倉。怪力界隈で知らない人はいないという本物の超人で、なんと握力は90kg。自衛隊時代には毎日1000回の腕立て伏せをこなし、軽自動車を素手で解体する動画がバズったことも。
頼もしい3人が揃ったが、自慢の怪力で巨大アトラクションを動かすことは出来るのか？
まずはどれだけパワーがあるのか確認。ジャスティスは以前、「1分間でフライパンを何枚丸められるか」という世界記録の保持者だったそう。普通の力では簡単に曲げられないフライパンも、ジャスティスの手にかかればこの通り。わずか42秒で15枚のフライパンを丸めるという驚異的な力だ。
レスリングモンスター・北村は、「ジャスティスが丸めたフライパンを元に戻す」という新たな競技に挑戦。なんと曲げるより早い41秒で、15枚のフライパンを元通りにしてしまった。
3Dマッスル・清水は、片手だけでマイクロバスを動かすパフォーマンスを披露。自分の何倍も大きなマイクロバスを、腕1本で移動させることに成功。この3人なら、かなりの動画が期待出来そうだ！
前代未聞の挑戦の舞台は、今年8月に約90年の歴史に幕を閉じる遊園地「としまえん」。肉体だけで、制限時間以内に巨大アトラクションを1m以上動かせればチャレンジ成功となる。ステージは全部で3つ。
1stステージは、全長15m、重量2tのジェットコースター「サイクロン」だ。84個の車輪が付いているため摩擦抵抗が多く、スタッフ6人が全力で押しても微動だにしない。「動くんかな...？」と不安げなBIG 3。
2ndステージは、全長20m、重量5tの巨大ブランコ「フライングパイレーツ」。地上45mを大スイングする、「としまえん」屈指の超重量級アトラクションだ。5tの船体にロープを結び、引っ張って動かせるかというチャレンジだが、「笑えないんだけど」と流石のBIG 3も絶句。
ラストステージは、直径31m、重量8tの巨大メリーゴーラウンド「カルーセルエルドラド」。としまえんが誇る最重量アトラクションで、2010年には「機械遺産」として認定。100年以上前から稼働しているが、人力で動かしたことは一度もない。
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