よくヒールを履いているという人、足の親指の裏に痛みがあったり、水ぶくれができたりしていませんか? そんなあなたは、本来は真っすぐのはずのかかとのラインが、内側に歪んでいるかもしれません。
「歩き方」に要注意!
かかとが歪んでしまうのは、正しい歩き方ができていないことが原因のひとつ。
前足はかかとから着地し、後ろの足でしっかりと蹴って前に進むのが正しい歩き方。しかし、ヒールを履いていると靴の中で足が不安定になるため、正しい歩き方ができません。その結果、かかとが内側に傾いて歪んでしまいます。
かかとの歪みが膝にも影響
かかとが歪んでいると、さらなる歪みも引き起こします。それが、膝の歪み。かかとが内側に倒れると、親指に力が入ります。すると、膝が内側に下がり、正常なら真っすぐの膝が「く」の字型に曲がってしまいます。
膝が「く」の字に曲がっている人は、膝が内側に入っているので、X脚にもなりやすくなります。
また、かかとと膝の歪みから、巻き爪がさらに皮膚にくいこんで炎症を起こした状態「陥入爪(かんにゅうそう)」になってしまうことも。
ひどくなると、膿んでしまうこともあるため注意が必要です。
このように歪みはいろんな症状を引き起こす可能性があります。では、改善法はあるのでしょうか。
「足指の運動」で歪みを改善
かかとの歪みを改善させるのに効果的なのは、「足首サッサ」という運動です。かかとと小指を床につけ、足で床を掃くように内側にこする動作を左右それぞれ10回、1日3セット行います。
この運動で、歪んだかかとの傾きを整えることができます。ヒールをよく履いていて普段足に負担をかけているという人は、ぜひお試しください。
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