焼きそば麺をイタリアンに

ミシュランビブグルマンに5年連続で選出された東京・青山「リストランテ・コルテジーア」の江部敏史シェフが伝授するのは、南イタリアの家庭料理を焼きそば麺でアレンジした「南イタリア風ピリ辛トマト焼きそば」。

手軽な食材で、あっという間に作ることができます。

ミシュランシェフ直伝！美味しい作り方&ポイント



【材料】
・焼きそば麺：1袋
・ミニトマト：5個
・ニンニク：1片
・唐辛子：1本

1. ニンニクの香りを十分に引き出す

ニンニクを包丁でつぶしたら、常温のオリーブオイル（大さじ2）に入れます。そして、フライパンの柄を下げ斜めにして五徳で固定したら、火をつけましょう（弱火）。

ニンニクをこまめに裏返してキツネ色になったら火を止め、ニンニクを取り出します。

2. トマトと唐辛子を炒める

半分に切ったミニトマトと、細い輪切りにした唐辛子をオリーブオイルの中に入れます。火加減は中火～弱火で、オイルをなじませるように炒めましょう。



 



3. 麺を蒸し焼き＆あえて焦げ目をつける

焼きそば麺は、袋から出してそのままフライパンへ。そして、ほぐす前に水を50cc入れて蓋をし、2分ほど蒸し焼きにするのがポイント。蒸し焼き後、麺が簡単にほぐれます。

蓋を取ったら水分を飛ばすように炒め、ケチャップ適量と塩ひとつまみを加えて全体に絡めましょう。通常の塩焼きそば風になるくらいまで、炒めるのが目安です。

全体に絡んだらフライパンを動かすのをやめ、火を気持ち強めて麺にあえて焦げ目をつけます。
麺に“おこげ”を作ることで、モチモチ感とパリパリ感２つの食感が楽しめます。

焦げ目がついたら火を止め、軽く混ぜ合わせたら完成です。

豚肉、ソーセージ、キャベツなどを入れるのもオススメ。ミシュランシェフ直伝のレシピを、ぜひ自宅で試してみてください。