新型コロナウイルスの影響で、人々の生活は大きく変化した。その1つがマスクを着ける習慣だ。そしてこの習慣によって、整形手術の需要が増えたという。山本クリニック院長・山本豊医師は、その理由を「(手術痕が)マスクで隠れるため人に気づかれず、大手を振って歩けるため」と説明する。
一方、比例して増加傾向にあるのが「海外整形トラブル」。例えば韓国では、日本の約3分の2程度の金額で整形手術が受けられる上、技術も確かなため、整形目的のツアーが組まれるほど人気が高い。だが、ごく一部とはいえ、トラブルが発生しているのも事実。そこで今回は、山本医師に聞いた韓国での整形トラブルを再現VTRで紹介し、その回避法を解説する。
トラブルに遭ったのは、斡旋サイトの整形ツアーで韓国の整形クリニックを訪れた女性・Aさん(仮名)。まずは、片言の日本語で話す韓国人ナースの通訳で、医師に仕上がりの希望を伝えることに。
診察室にいたのは、とろサーモン・久保田かずのぶ扮する医師。Aさんが「大きい鼻がコンプレックスで、鼻を小さくしたい」とナースを介して相談すると、医師は看護師を通じて「分かりました。もう大丈夫」と返答。ヒアリングの時間はあっという間に終了した。実は、韓国での整形トラブルの多くは、コミュニケーション不足が原因で発生する。
Aさんは不安を抱えたまま、整形手術を受けてしまう。そして術後、鏡に写っていた自身の顔は、思っていたものとは全く違っていた! だが、韓国語が分からず、うまく反論できない...。言いたいことはあったが、この時は日本に帰る以外、手立てがなかったという。
帰国後、さらなるトラブルがAさんを襲う。まずは「鼻の感触がおかしい」、次に「鼻水が止まらない」、最終的に「変色し始めた」のだ。Aさんはやむを得ず、日本で修整手術を受けることに。
手術後、Aさんは担当した医師から「あなたの鼻の中から、こんなものが出てきました」とあるものを見せられる。それは...なんと他人の軟骨!
山本医師によれば、韓国では「寄贈軟骨」と呼ばれる他人の軟骨を体の部位に合わせて加工し、整形手術に用いるそう。「元が人間の軟骨だから(整形の)仕上がりが自然で、(軟骨は)処理がしやすいため」というが...。
日本では他人の骨を体に入れることに拒絶感を示す人が多い。だが、Aさんのように詳細が理解できないまま手術を承諾してしまうと、知らない間に他人の軟骨が使用されるケースがあるという。そして稀に、細胞が拒絶反応を示すことがあるそうだ。
<主な拒絶反応>
・変色する。
・膿が出てくる。
・腫れ上がる。
・変形する。
だが、このような反応が出るのは一部で、韓国の整形手術はレベルが高いという。では、このようなトラブルを回避する方法はあるのだろうか。詐欺・悪徳ジャーナリスト・多田文明氏は「韓国の整形に関する考え方をきちんと理解するべき」と話す。韓国の整形概念は「顔が大きく変わらないと意味がない」だが、日本では「あからさまに顔が変わるのは避けたい」という人が多い。そのため、日本と同じような感覚で手術してしまうと、トラブルが起きやすいのだ。※個人によって見解が異なります。
山本医師は「海外のクリニックでもインターネットでしっかり下調べをし、事前に情報を得ること」と注意喚起する。また、多田氏は最後に「国外での手術にはリスクがあると、肝に銘じるべきだ」と補足した。
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