スマート保育園って何?
“保育士の救世主”として話題のサービス「スマート保育園」。
これまで保育士が手作業でやっていた仕事を、ITの力で自動化する、ユニファ(株)が提供している最新の保育支援サービスです。
保育士には、書類を手書き作成するなど、子どもと向き合う以外の仕事がたくさんありますが、スマート保育園ではさまざまな技術を利用して、保育士が子どもと向き合うことだけに専念できる“新しい保育園のカタチ”の実現を目指しています。
どんなところが「スマート」なの?
① 子ども一人一人の記録を自動化
子どもがうつ伏せのまま寝続けてしまうと、息ができなくなり死亡事故が発生するリスクがあります。そのため、保育士は5分おきに、子ども一人一人がどんな姿勢で寝ているかを手書きで記録しています。
そこで、ユニファは子どもの服にバッジのようなセンサーをつけて、子どもが寝ている方向を自動的に記録できるソフトを開発。
記録するだけでなく、うつ伏せ寝が続くとアラートが鳴る機能も搭載されているため、万一の事故予防につながります。
また、これまで毎日手書きだった体温測定の記録も、検温の結果を自動でアプリにアップすることによって、自動化させています。
② 保護者との連絡をアプリで
保育士と保護者が、送り迎えなどの連絡をスマホでやりとりできるサービスもあります。通常、お迎えが遅れる場合などはいちいち電話連絡を行わなければなりませんでしたが、このアプリを使えば不要になります。
さらに、連絡内容を画面で確実に確認することが可能になり、好評を博しています。
スマート保育園は2020年4月のサービス開始前より話題となり、保育園からの問い合わせが殺到(※個別のサービスは2020年4月前より提供)。大企業からも注目され、ユニファ(株)は2019年9月時点で約35億円もの出資を集めています。
保育士が働きやすいだけでなく、子どもたちの安全安心にもつながる画期的なスマート保育園。今後アジアをはじめとする世界進出が期待されています。
がっちりマンデー!!
日曜あさ7:30~