豪華な新型車両が次々デビューする一方、引退後の車両がどうなるのか気になりませんか?ある意外な転身を遂げた車両の現在をご紹介します。
2015年に引退した寝台特急「北斗星」が…
寝台特急“北斗星”は、1988年から2015年まで上野~札幌を走っていたブルートレイン。そのレストラン車両が、なんと今ベーカリーレストラン「グランシャリオ」となって活躍しています。
店名は当時の食堂車の名前「グランシャリオ」(フランス語で“北斗七星”の意味)を引き継いでいます。
レストランのメニューは、カレーやハンバーグなど4種類。
実際に“北斗星”に乗ったこともあるというお客さんは、車内が当時とほぼ同じ状態であることに感激。「食堂車の匂いもあるので、当時にかえった感じがする」と言います。
また、「全国各地を走っていたブルートレインがここにあるだけでも嬉しい」「憧れていた車両に乗ってご飯が食べられる」と“北斗星”に乗ったことのないお客さんにも好評です。
東川口のランドマークに
「東川口のランドマークになれば」との思いで購入した社長によれば、レストランとして復活させるのにあたり、移動して設置させるまでが最も苦労したそう。
車両購入・輸送・設置費など、総額で実に約2千万円かかったと言います。
憧れの食堂車が今も利用できるなんて、鉄道ファンならずとも気になりますね。
ベーカリーレストラン「グランシャリオ」
住所:埼玉県川口市戸塚3丁目31−31
※新型コロナウイルスの影響など、営業状況については事前にご確認ください。
※また、不要不急の外出はお控えください。
住所:埼玉県川口市戸塚3丁目31−31
※新型コロナウイルスの影響など、営業状況については事前にご確認ください。
※また、不要不急の外出はお控えください。
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