経済制裁を跳ね返す?北朝鮮の「外貨獲得」作戦とは
去年5月、北朝鮮の首都・平壌を訪れた番組取材班が目にしたのは、人々の意外な暮らしぶりだった。街には最新の電動自転車が走り、昼時には高級惣菜店に人だかりができていた。平壌市民の平均月収が日本円で約8000円といわれる中、なんと3000円から4000
もする総菜が!この一体、誰が買っているのか?
平壌で開かれた「国際商品展覧会」には、経済制裁下にもかかわらず、国交を持つ国々から270社が参加。北朝鮮市場にどんな魅力があるのか?一方、自社製品を売り込む北朝鮮の企業も。意外な商品が、人気を集めていた!
北朝鮮を訪れるのはビジネスマンだけではない。街中には多くの観光客の姿が目につく。
実は観光業は経済制裁の対象に含まれていない。観光業でしたたかに外貨獲得を狙う北朝鮮。観光客を虜にする人気スポットがあった。
一方、生産の現場では新しい制度が導入され、大きな改革が始まっていた。平壌郊外にある巨大な温室栽培施設では、収穫量が飛躍的に増加し儲かる人々が続出。一体どんな改革をしたのか?
そして、平壌市南部にあるナマズの養殖場では、金正恩委員長の指示で養殖量が急増。独自に製造を始めたナマズの燻製で、すごいことに!
北朝鮮に渡った姉を捜す...密着!68歳の妹が北朝鮮へ
九州で暮らす林恵子さんには、20歳上の姉がいる。姉の愛子さんは、1950年代から始まった「帰国事業」で在日朝鮮人の夫と北朝鮮へ渡り、日本には一度も帰国していない。ある日、恵子さんは愛子さんから孫の結婚式への招待を受けた。思い悩んだ恵子さんは思い切って北朝鮮へ向かうことに。
日本から、国交がない北朝鮮へ。姉が暮らすのは。北朝鮮第2の都市・咸興(ハムフン)。平壌から車で5時間の、地方都市だ。日本人が行けることは極めて稀だ。恵子さんは、姉・愛子さんと再会できるのか?北朝鮮国内で姉を捜す...完全密着で、結末までを追う。
混迷を極める世界情勢の中、変化を見せる北朝鮮を1年かけて独自取材。世界のメディアに先駆け、知られざる北朝鮮のいまに迫った「ガイアの夜明け」は、今晩10時から放送。どうぞお見逃しなく!
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