小泉孝太郎主演『病院の治しかた』放送開始!一線画す医療ドラマに自信

取得元:https://dogatch.jp/news/tx/plusparavi_73726/detail/

医療ドラマの多い印象がある今クール。そんな中、1月20日(月)からテレビ東京でも新たに小泉孝太郎主演の医療ドラマ『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』が放送開始する。本作は、世界選手権や平昌冬季オリンピックで金メダルを獲得したスピードスケート選手・小平奈緒が今も所属する相澤病院が、かつて多額の借金を抱え倒産危機から奇跡の復活を遂げた"実話"をベースにした物語だ。

今期放送されているとある医療ドラマで、"病人"という文字を引用して「医者は"病"を見て、看護師は"人"を見る」というようなセリフがあった。医療ドラマといえば、緊迫感溢れる手術シーンなどが見どころとして浮かぶが、本作ではそういうシーンは殆どないという。本作で見ているのは"病院"そのもの。地方ならではの「しがらみ」や「既得権益」をバッサバッサと切ってゆく院長の揺るぎない姿勢を描く、病院経営という目線を加えた今までにない異色の"医療ドラマ"なのだ。

20200120_byousinn_04.jpg

先日行われた会見では、稲田秀樹プロデューサーが「一昨年5月に放送された『カンブリア宮殿』(テレビ東京)で相澤病院の特集がありまして、別のプロデューサーから『この話がとっても面白いんだ』ということを言われて。平昌五輪で小平選手が所属していたということで話題になった病院なんですけど、その裏に隠されたすごいすごい話というところで本当に面白いなと思いました。ドラマBiz枠で医療ものを何とかできないかなと思っていたので飛びつかせていただきました」と本作を作ることになったきっかけを明かしていた。

また、「調べてみたら全国の約4割が赤字で経営に苦しんでいて、地方ではその町から病院がどんどん消えているという実態があって、その中で相澤病院ではいろんな工夫をしながら再生をしていったんですけど、そんな実話の中にいろんな教えがあります」と語り、「『新しいことを始めるにはまず難しいことから始めた方が良い』とか『何かをやれば反対意見が必ず2割は出てくるけども、賛成が2割あれば絶対実現できる』だったり。病院に限らず、僕らが働いたり生きていく上での教えが実話のストーリーの中に詰まっていて、そういうところも含めて注目して観ていただけたら」と見どころを熱弁する。

20200120_byousinn_03.jpg

そんな異色のドラマで主演を務める小泉が演じるのは、東京の大学病院での輝かしいキャリアを捨てて実家の病院再建のために奮闘し、時には「暴走特急」と呼ばれるほどの熱いキャラクターである主人公・有原修平。実在する人物を演じるということで小泉は「モデルとなった病院と実在の院長先生いらっしゃるので、そこを一番気を付けました。役作りはこういう風にしようじゃなくて、病院経営の改革に立ち向かっていった相澤孝夫さんという方がいらっしゃるのでなるべくナチュラルに。"役作り"ということを意識せずに挑戦しました」と語っていた。

20200120_byousinn_02.jpg

実話のドラマ化、ということで物語のリアルさがやはり見どころだ。そのリアルさは、修平とタッグを組んで病院改革を進める信甲斐銀行の融資部次長・倉嶋亮介役の高嶋政伸の医者である妻のお墨付きのようで、高嶋は「今まさに病院が対峙してる問題を扱っていると言って驚いてました。『すごい! いい話よ』って。それを聞いてやはり大変だけどチャレンジするしかないかなと思いました」と意気込んでいる。

そんな他の医療ドラマとは一線を画す題材を扱っている本作。小泉も「いろんな医療ドラマありますけど、『病院の治しかた』は異色の医療ドラマとして皆さまに『あ、こういう病院が実際にあったんだ!』『こういう院長先生、スタッフの方がいたんだ』と、新鮮な気持ちで見ていただけるのではないかと。それは、もし今クール全ての連続ドラマが医療ドラマだったとしても自信があります! 本作にしかない魅力があると思っています」と自信を見せている。

小泉孝太郎主演ドラマ『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』は1月20日(月)夜9:00からテレビ東京で放送開始(※2話以降は毎週月曜夜10:00から)。地上波放送後には動画配信サービス『Paravi(パラビ)』でも配信される。

関連リンク
ドラマ『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』公式サイト

パラビ『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』視聴ページ

Pluse Paravi(プラスパラビ)

 

関連記事:

    None Found