原作は元銀行マンという経歴を持つ作家・江上剛氏の人気シリーズで、2017年10月、2019年2月、11月にドラマスペシャルとして放送された。 第4弾となる今作では、主水がいきなり警察から任意同行を求められる…というシーンから幕開け。実は、主水のトレードマークでもある“狐の面”をつけた放火魔が出現したのだ。その謎の男により、町の嫌われ者たちの自宅に次々と火が放たれる事件が発生する。
メインゲストに市毛良枝と岡田義徳という演技巧者を迎えたほか、前作で支店長に就任した山内貴恵役・高島礼子をはじめとするレギュラーメンバーも集結。
謎に満ちた事件と心温まる人情を描いたスリリングな物語が展開していく。 「視聴者に王道ミステリーを楽しんでもらいたい」という強い思いを本シリーズに込めてきた高橋は、「本作では、2時間ドラマファンのみなさんが愛してくださるようなキャラクターをより意識しました。ちょっと“おじさん”っぽく演じてみようと思い(笑)、スーツの色をグレーにしたり、髪の毛もおろしたり…。今回、ようやく多加賀主水というキャラクターを完成させることができたと思っています」と最新作への自信をのぞかせている。 そして、第1弾から主人公を手助けする女性行員・生野香織を演じてきた夏菜もまた、「こんなに長期にわたってひとつの役を演じるのは初めて。貴重な体験なので素直にうれしいです」と第4弾のオファーに大喜びだったことを語る。
これまでいわば主水の“相棒役”を担ってきた香織は、本作ではキャバクラ店に潜入捜査するというアクティブな活躍を見せる。そのロケ先は奇しくも、夏菜が2006年のドラマデビュー作(『ガチバカ!』/TBS)で高橋克典と初共演を果たした際の思い出の店。
「いちばん最初に克典さんと学園ドラマでご一緒したとき、私の役柄が高校生でありながらキャバクラでアルバイトをして先生に見つかるという設定だったんです。今回のロケ先が当時と同じお店だったこともあり、思い出が鮮明によみがえりました。まさに“運命”ですね!」と意外な縁を明かした。 放火事件だけでなく、“迷惑行為動画のネット拡散”や“ゴミ屋敷”、“パワハラ”“ネグレクト(育児放棄)”など、現代社会を取り巻くさまざまな問題が描かれる今作。
主水が華麗な立ち回りで悪党を退治する殺陣シーンはもちろん、“火災現場からの救出シーン”、“放水シーン”など、炎や水を使った迫力満点のアクションも大きなみどころだ。
※番組情報:ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水4』
2020年2月16日(日)よる9:00~11:05放送、テレビ朝日系24局
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