さっそく、住宅街にある倉庫に連れてこられた桜井。「おりゃ」という野太い声が聞こえてくる倉庫内で行われていたのは、アクロバティックな稽古。スタントマンなどを育成するアクションの超名門・ジャパンアクションエンタープライズの練習が行われていた。
以前からアクション芝居に興味があった桜井は、稽古の様子を見て「わ!うれしい!」「ありがとうございます」と歓喜。2日後に課せられた“百人斬り”のオファーを達成すべく、さっそく稽古に混ぜてもらうことに。
殴り&蹴りの基礎練習はお手の物?
まずは、格闘スタントの基本から。基礎練習と言いつつも、内容はかなりハード。殴りの打ち込みを30分間、250発。蹴りを15分間、250発。さらにミット打ちを30分。
額に汗を滲ませながらも、なかなか様になっており、なんとか練習にはついていけている模様。普段からアクションの自主練習をしていたという桜井は、立ち回りの実践トレーニングでも「だいぶ良かった」と先生からお褒めのコメントをもらうほど。
自信のあった桜井の目に涙!?
しかし、本題はここから。今回のオファー内容である“百人斬り”は、100人を連続で斬る時代劇や舞台で花形とされる立ち回り。指導は、この道31年、その厳しさから“鬼武者”とも呼ばれる辻本一樹先生が担当することになった。
「相当大変ですよ」「最後の最後は桜井さんの気力だと思います」と、体力はもちろん、精神力の重要性も説く辻本先生。
与えられた時間はたった2日間。模造刀を手に、さっそく素振り1000本に挑戦する桜井だが、模造刀の重さは約1キロ。振り続けるうちに徐々に遅れをとり、辛そうな表情に変わっていく。開始10分で腕は限界に達し、先ほどの自信はすぐに消え去ってしまった。
「キツい?」という先生の問いに「大丈夫です」と気丈に振る舞いつつも、開始から2時間、2000回以上剣を振ったところで、「どうなるんだろう」と思わず弱音がこぼれた。
“百人斬り”は、剣さばきと体の動かし方が重要で、一度間違えると流れが止まり、大ケガのもとにもなってしまうというからプレッシャーも大きい。焦りと悔しさがこみ上げるなか、先生からはとうとう「たぶん無理だよ」という諦めの言葉が…。しかし、厳しい言葉に涙を見せながらも、「やらせてください」「やるって言ったからには形にしたい」と桜井は決して諦める様子はない。
腕だけでなく、膝も足の裏も至る所が限界のはず。しかし桜井は、「足がもげようが筋肉が疲労してようが、最後までやろうと思います」と再び自分自身を奮い立たせ、翌日には習ったことをすべて習得してくるという成長ぶりを見せた。
いよいよ本番!“百人斬り”達成なるか…!?
「ちゃんとやらないと失礼だし、無謀ってわかっていて協力してくださってる」と感謝の気持ちを胸に、いよいよ“百人斬り”の本番撮影に挑む桜井。夜の神社のロケ地にて、“ズタボロにされた両親の敵討ち”という設定だ。
十分な練習時間がないなか挑んだ撮影。しかし、カメラが回った途端、桜井の表情は一変。
練習通りに次々と敵を倒し、“百人斬り”を達成! 総勢50名、合計5時間の大掛かりな撮影のなか、見事な女優魂を見せた。
「正直できると思わなかった」「女優のここぞという集中力を見たような気がした」と辻本先生も深く感心。
たった2日間で、アクション未経験ながら“百人斬り”を達成した桜井。迫真のアクション作品を見られる日も近いかもしれない…⁉
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