出張DASH村 ~宮城県栗原市 パプリカ~

取得元:https://dogatch.jp/news/ntv/ntvtopics_73414/detail/

今回、城島と松岡がお手伝いにやって来たのは、宮城県栗原市。
この町で盛んに栽培されている野菜が、ピーマンの仲間・パプリカ。
スーパーでは端っこに置かれがちで、料理では彩りを添える脇役になりがちだが、カロテンはピーマンの7倍、ビタミンCはレモンの9倍で野菜の中で2番目に多い、栄養満点な野菜。
ネットで「パプリカ」と検索すれば出てくるのは、年末の紅白歌合戦でも歌われた大ヒット曲のことばかりで、子供たちにも大人気だが、どうやら2人はイマイチ知らないらしい。


今回、2人がお世話になるのは、栗原市でパプリカを栽培する豊田通商という商社。
こちらは、農業先進国のオランダで始まったパプリカ農場をシステムごと輸入。
20年前に『DASH村』の放送を観て農業に興味を持ち、松岡の大ファンだという農場長の石田さんに、その世界最先端のパプリカ畑(ビニールハウス)を案内して頂くと…
「パプリカの背がものすごく高いじゃないですか。パプリカの匂いがする」
4ヘクタール(東京ドーム1個分)の面積を持つビニールハウスの中には、高さ5mのパプリカが。


20年前、TOKIOが作った美味しそうな野菜を見て農業を目指した石田さん。今度は自分の作った野菜を…。
大ファンである松岡の「甘い!美味い!すごくみずみずしい!」という言葉に、石田さんも嬉しそう。
「梨を食べてるみたい」と城島が言うように、こちらのパプリカはイチゴと同じくらいの糖度9度。
「パプリカで9度!?しかもこの肉厚!これはすごいわ」と改めて松岡。


肉厚で甘くなるワケに、城島が気づいた。「摘芯ってしないんですか」
摘芯とは、植物の上に伸び続ける部分を切り取って上に伸びる成長を止め、横に伸びる枝に栄養を行き渡らせることで収穫しやすくすること。
「横の枝に実をつけるとサイズが小さくなる。充分に育たないんです」と石田さん。
パプリカは、上に真っ直ぐ伸びる幹と横に伸びる枝のそれぞれに実がなるが、横に伸びる枝は細く、流れる栄養が少ないため、サイズが小さくなり味も落ちてしまう。
そのため、横の枝を落として上に伸びる幹だけに実をならすことで、肉厚で甘いパプリカになるという。


さらに、もう一つの最先端に城島が気づいた。それは、パプリカの根元に使われているロックウールという断熱材。
土と比べ、ロックウールは隙間だらけで、酸素が多く入り込むため、根が活発に呼吸。
すると、同時に水分をたっぷり吸い込み、みずみずしいパプリカに育つ。
海外の最先端技術を取り入れつつも、パプリカの健康状態を担当者が毎日確認することで、品質を一定に保っている。


こうして育てられ、完熟したパプリカを収穫。
高さ5mにもなる場所になっているパプリカは、ベルギー製の高所作業台を使って、一つ一つ手で収穫。
「フォルムがカッコいいな」と松岡。
収穫したパプリカは、自動走行する機械で選別所へ運ばれ、大きさはセンサーで自動選別し、傷や形の悪いモノがないかは、人間の目で1つ1つ確認され、地元の道の駅や都内の百貨店へ出荷されていく。


脇役になりがちなパプリカだが、地元ではたっぷり使って主役に。
料理の腕前がパプリカハウスNo1の伊藤令子さんに教えて頂いて作ったのは、『パプリカの肉詰め』、『パプリカグラタン』、『パプリカのかき揚げ』の計3品。
「美味い!ビールに合うね!お子さんもお父さんも喜ぶね」と松岡も大絶賛!
そして、最後はお約束の城島のダジャレ締め。しかし…
「パプリカのダジャレがなかなか出てこない…」
まさかの何も思いつかずで、きっちりと締める事ができないまま、2020年最初のお手伝いは終了。

【DASH村 特設サイト】



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