DASH島 ~念願の初詣と神饌(しんせん)~

取得元:https://dogatch.jp/news/ntv/ntvtopics_73413/detail/

新年を迎えたDASH島で、城島と太一が令和最初の初詣の準備。
去年は、2年前に倒壊した神社の再建に追われ、それどころではなかった。
今年こそ、自らの手で完成させた神社の神様に、島の安全祈願も兼ねて新年の挨拶を。
そのためには「神様にお供え物しないとね」。神様へのお供え物・神饌(しんせん)。


神様も栽培されていたと言われる米、生命の源・海の水からとれる塩、生命を持続させる水、この3つから生み出された酒の4種が基本と言われ、その土地でとれた旬の物をお供えする事も神様に喜ばれる。
ならば、「真牡蠣。幸せを“かき集める"という縁起の良い意味もある」
冬が旬の真牡蠣。昔から祝いの意味を示す"賀喜"に通ずる縁起物として親しまれてきた。


さっそく、舟を出したが、真牡蠣がいるのは舟からでは手が届かない水深1m。
夏が旬の岩牡蠣に比べ浅場に生息し、白い殻で見つけやすいが岩場にへばり付いている。
本来は、海女や漁師が潜って岩から剥がす。
2年前の冬には、松岡が体を張って水温10℃の海に飛び込んで獲ったが、城島の生き物に関する業者並の知識と、獲物を瞬時に見つける太一の目敏さがあれば舟の上からでも獲れるはず。
まずは、太一が棒に括り付けた釘抜きで牡蠣と岩を剥がし、城島がタモ網でキャッチする作戦。


しかし、不安定な舟の上、波でタモが安定しない上に、タモを抑える城島の筋力にも衰えが。太一が牡蠣を剥がしたが、城島がタモを固定しきれず「(タモに)入んなーい!あーデカいやつが(底に)落ちた!」、牡蠣はわずかにズレたタモと岩の隙間から海の底へ。
そこで、道具を変えて「次はこのバールで」。その10kgの重さを利用すれば、岩に貼り付く牡蠣も短い時間で剥がれるはず。これでタモを固定する時間も少なくて済む。
すると、「獲れた!タモに入った!」見事、成功。まずは拳サイズの真牡蠣をゲット。


だが、城島がキャッチし損ねた大物が海の底に。ならばと、「沈んだやつはヤスで取ろう」
三又の先端で海底のサザエもガッチリと掴むヤスで。
五十肩の城島にそんな長物は扱いきれないため、代わりに太一が。
なんとか三又にハメて慎重に上げ、最後の花は城島にと、船の上から手で受け取った。
「獲った!デカい!」上げてみれば、約700gの特大・真牡蠣。


神社へのお供え、本来は、台や敷き紙に供えて神様への敬意を示すが、無人島では集落跡で見つけた丸いお盆で円満を願い、花言葉は“困難に負けない"ツワブキの葉で代用。
そこに、獲ってきた真牡蠣を供え、「これからも島を守ってください」無事、初詣ができた。
お供えした物など、食べ物を神様と分かち合う事は縁起が良いとされる。
そこで、舟屋で残った牡蠣を調理して頂くことに。


まずは牡蠣の殻をバールを打ち込んで割ろうとする。
すると、「小さい牡蠣が殻から外れた」というのも真牡蠣は精子と卵子が海中で受精して2日程漂った後に牡蠣の子供になる。
その子供は、近くの岩にくっ付こうとするため、牡蠣は重なるように密集する。さらに
「どこが割れ目か分からないな」
2枚貝の牡蠣は、上下の殻の隙間からこじ開けられる。
しかし、真牡蠣は外的から身を守るために2週間ごとに殻の層が増える。
島の牡蠣は5年物、つまり100枚の層があるため殻の隙間が見つけにくい。
が、隙間らしき場所をなんとか見つけ出してこじ開けた。


中にはプリプリの身が。城島が独身時代に通った西麻布界隈ならこの大きさの天然真牡蠣1ピース2000円ほど。しかし、生で食べればアタる可能性も。
そこで、「片栗粉をまぶしてソテーに」火を通して頂くことに。
10個すべての殻を剥いたら、藻塩で下味をつけ、片栗粉をまとわせてアケビ油で焼いていく。
「焼き目が大事なんだよね」火吹き棒で炭に空気を送り温度を上げた。
「もうひっくり返していいんじゃない?」しかし、鍋に牡蠣がくっ付き、残念な見た目に。


原因は牡蠣に含まれる豊富なタンパク質。
タンパク質は50度以上に熱された金属とくっついてしまう。
加熱しすぎたか、小まめに牡蠣を動かさなかったせいかボロボロに。そこで、港跡でユリ根と海岸でツルナを添えて誤魔化すことに。
早速、太一は大きい牡蠣を食べる。
「美味い!サイズの割に味の広がり方がスゴい」
最後に上手いダジャレを期待したが…
「この牡蠣はホームラン級の美味さやね カキーンって」
実は、このダジャレは5年前と3年前に牡蠣を食べた時と同じ。
新年1発目のDASH島は城島にとって苦い思い出となった。

【DASH島 特設サイト】



関連リンク
1月12日ナツメグラム

決勝の当日券販売に関して

【高校サッカー】グッズ販売のご案内

 

関連記事:

    None Found