本作は、『ホタルノヒカリ』『母になる』(日本テレビ系)の水橋文美江が脚本を担当。滋賀・信楽で男性ばかりの陶芸界に飛び込んだ川原喜美子(戸田)が、土と炎に向き合い、陶芸家として道を切り開いていく姿を描く。
昭和44年1月。八郎(松下洸平)が陶芸展で金賞を取って以来、順調に個展や注文製作といった仕事が入り、喜美子は彼を支えることに専念していた。
しかし、信作(林遣都)に、本来の夫婦で陶芸をする姿ではないと指摘される。実は、八郎は陶芸に行き詰りを感じていた。一方、たまに自由な作風で陶芸をする喜美子。さらに釉薬の知識が身についてきたことに、八郎は複雑な思いになる。
八郎が若い弟子を辞めさせたところに、三津(黒島結菜)という東京出身の若い女性が弟子入りを申し出る。八郎の行き詰まりに、新しい材料を取り入れることを提案する三津。一人で焼き物の産地をめぐり勉強してきた三津に、喜美子は心を動かされ、難色を示す八郎を説得する。
いったん断られたものの、八郎のために良かれと思う喜美子は熱心に勧め、ついに三津は弟子入り。川原家に住み込み、マツ(富田靖子)や百合子(福田麻由子)とも馴染んでいく。
そんな三津に共感し、そのアイデアを容れてほしい喜美子。信楽の土にこだわる八郎と意見の違いが生じる。喜美子は八郎を喜ばせようと、作品を作って陶芸の次世代展に応募する。一方で八郎は、三津とのおしゃべりにある種の安らぎを感じるようになり……。
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