冴木は、蓮水花音(吉川愛)や灰川十三(小日向文世)たちの過去と、神代健流(杢代和人)の死の真相を知った――。
まだ健流が生きていたころの話。八木橋陽子(長谷川京子)に追い出された健流は、灰川には血のつながった子供がいて、自分たちは代用品でしかないと花音に訴える。
「代用品だとしても、ここまで守って育ててくれた。その事実だけで十分でしょ。血のつながりなんてどうでもいい」という花音に対し、両方に捨てられた俺はどうなるんだ、と健流は彼女の首を絞めた。それに気づいた沖島マヤ(仲万美)が健流を刺して彼女を守った。その時点でまだ健流も生きていたが、揉み合ううちに絶命。灰川たちが隠蔽したというのが真相だった。また、子供たちを死に追いやったのは陽子で……。
花音は陽子に「私を殺してください」と願う。そこに冴木の姿が。さらに、拳銃を持った瀬川涼(笠松将)もやって来て、陽子の腕を撃った。花音が自分の死を持って負の連鎖を断ち切ろうとするなか、涼が陽子に向けて発砲する。しかし、冴木が陽子を守った。
銃弾が腹に命中した冴木は倒れ込みながら「間違ってるよ。2人とも」という。この連鎖を止めるのは、暴力でも死でもない。「誰かが誰かを守りたいという思いも……ずっとつながってきたはずでしょ」「その思いをつなげるためにできることはひとつだけですよ。守るためには生きないと。生きましょう。一緒に」と花音に泥だらけの手を差し伸べた。
ネット上では、冴木が放った一言に「泣ける」「引き込まれた」「(心に)沁みた」と多くのコメントがあった。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1〜3話、ダイジェスト動画などを配信中。
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