岡野陽一が切り出したのは、「最近、芸人が食えすぎじゃないですか？」という話題。昔はテレビに出られなければ食べられない（＝収入がない）という状況だったのだが、現在は媒体が増えすぎていて「“え、食えてんだ？”って人が多い」と岡野は話す。
芸人界の現状が変わったのは、コロナ禍がきっかけだそう。配信が増えたことで、若手芸人の活躍の場が増えたのだ。盛山晋太郎（見取り図）いわく、「神保町に若手の劇場があるんやけど、バイトしてるやつ探す方が難しいらしい」とのこと。
そこで岡野は「どのラインから食える位にしますか？」と基準の設定を提案する。芸人界隈の金銭事情を健全なものにしたいという思いを明かすと、ナダル（コロコロチキチキペッパーズ）は「9番街レトロとナイチンゲールダンスが『霜降りバラエティX』の後を引き継ぐのが許せないっすよ」と個人的なひがみを吐露。しかし、それに対してはあまり同意は得られず「若手のムーブメントでいいやん」「ひがみ妬みなだけやん」とツッコまれていた。
さらにこの話題の最中、吉本興業とマセキ芸能の給与の差が明らかに。加賀翔（かが屋）は「吉本の若手からお給料を聞いたりすると、ちょっと落ち込みます」「マセキの若手、全員靴汚いんで」と言うのだが、吉本所属で『キングオブコント2022』王者である原田泰雅（ビスケットブラザーズ）が3日前に鰻和弘（銀シャリ）から200万円借りようとしていたことが盛山から暴露される。
「家賃を30万円とかにしてもうて。東京って給料が2倍になる夢の場所やと思ってたんですけど、そんなわけなかったです」と事情を語った原田。しかし、それ以外にも派手なお金の使い方をしているそうで、「優勝してすごい売れると思っていたんで、僕が思い描いているイヤな金持ちのやること全部やってる」と言って笑いを誘っていた。
次回は8月12日に放送される。
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