京本大我、田辺桃子との“キュン”シーンは「恥ずかしい気持ちを一切捨てて再現したい」『お迎え渋谷くん』インタビュー

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京本大我さんが主演を務める火ドラ★イレブン『お迎え渋谷くん』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜23:00~)が、4月2日よりスタートします。

蜜野まことさんによる同名漫画を映像化した本作は、恋をしたことがない若手売れっ子俳優の渋谷大海(京本さん)が、年の離れた妹・音夢(諸林めいさん)のお迎えがきっかけで保育士・青田愛花(田辺桃子さん)に出会い、不器用ながらも恋を育んでいく“うぶキュン”ラブコメディ。京本さん演じる渋谷くんはどんな役も完ぺきにこなし、爽やかな笑顔で世の女性たちをトリコにするイケメン俳優ですが、普段はジャージに雪駄でオシャレさのかけらもない、ちょっと天然なぼんやり系男子という設定です。

一方、田辺さん演じる愛花は、保育士として働くフツーの女子で、がんばり屋な反面、優しくて気を遣いすぎる性格から、人よりも多くの仕事を引き受けてしまい、ちょっとお疲れ気味……という設定です。放送を前に、京本さんと田辺さんに自身と演じる役との共通点や、本作における“キュン”ポイントなどをお聞きしました。

京本大我、演じる渋谷くんとは共通点だらけ「僕を題材にしてる?」



――演じる役と自分との共通点を教えてください。

京本:渋谷くんは仕事に対してストイックで、すごい才能の持ち主という一面がありつつ、プライベートはちょっとウブだったり天然と言われたりするようなポンコツさもある人です。僕も普段抜けているところが多いと指摘されることが多いので、そういう部分に共通するものを感じます。あとはファッションに疎いところです。設定上、下駄を履いたり、ジャージを着ていたりするところも、普段の僕とそんなに大差がないと思います。僕も普段から下駄やサンダルを履いているので、履いていて違和感がなくて(笑)。

――ここは自分と違うと思う部分はありますか。

京本:逆に言うと、自分との違いがパッと思いつかないくらい似ていると思います(笑)。明日から撮影が始まる(取材時)ので、明日以降、違いが見つかるのかもしれないですけど、今のところまるきり違う部分は思いつかないです。女性へのアプローチが変になってしまうところとか、僕も奥手というわけではないですが、いつも不思議な感じになってしまうんです(笑)。“いつも”というと、誤解を招きますけど……。僕は小中学生の時、連絡先をゲットしたら、それだけで脈ありだと思っていたんです。そういう普通のステップを踏めないところ、唐突なところが近いと思います。僕を題材にしてるのかなと思うくらいです。

――田辺さんはいかがですか。

田辺:自分と似ている部分は結構あります。家だと喜怒哀楽がはっきりしているところは似ていると思います。私自身はしっかりしていると言われることが多いのですが、それはそういう役をやっているだけで、素顔は抜けている部分もあります。テレビ局への道が覚えられなくて、キョロキョロしてマネージャーさんに「こっちです」と言われることもあるんです。

――逆に愛花とご自身の違いはどんなところですか。

田辺:愛花先生は恥ずかしがり屋さんなんですけど、最後は思いをきちんとぶつけられる人。そこは私が持っていない部分だと思います。その芯の強さ、照れ臭いけど思ったことを言えるところ、最後まで向き合う強さが愛花先生が持っている素晴らしい部分だと思います。

――台本を読んでキュンと感じた部分を教えてください。

京本:たくさん恋愛漫画やラブコメを読んできたわけではないんです。だからこそ原作には衝撃的なシーンがたくさんありました。それはもちろんドラマにも落とし込まれています。皆さんにときめいてもらえる部分をいかにさらっとやるか、忠実に再現できるかを今考えています。彼女を持ち上げるところもきちんと練習したんです。僕が読んでいてちょっと恥ずかしくなるような場面も、恥ずかしい気持ちを一切捨てて再現したいです。

田辺:持ち上げる練習してましたね(笑)。

京本:実際にやると大人同士なので、できるのかなって(笑)。

田辺:私は周りにスタッフさんたちもいたので京本さんに怪我をさせてしまわないかと、ただただヒヤヒヤしていました(笑)。

京本:渋谷くんと一緒に僕もキュンを学んでいくのが目標です。ライブでもっと投げチューみたいなファンサービスができるように、(渋谷くんから学んだことが)ライブにも活きてくると思います。

田辺:私は今回、原作を読んでいて、割と急展開なところが多くて、それをドラマ版でどう表現するかが、私たちに課せられた挑戦だと感じました。あと、渋谷くんの言葉(言い方)は割と強いんです。でも、ストーリーを見ていくごとに、こういう気持ちがあったから、ちょっとここは言葉尻が強かったんだな、と思えるようになっています。行動を見ていくとその言葉に納得させられる部分がたくさん出てくるんです。ぶっきらぼうなだけで、言葉自体は優しいなとか、言葉を選んで伝えようとしているなとか、そういう些細なシーンでの気配りや心配りが、原作を読んでいても素敵だなと思う瞬間でした。

田辺桃子、保育士の現実問題もしっかり取り入れて演じたい



――京本さんは俳優、田辺さんは保育士を演じます。演じる職業についての思いを教えてください。

京本:僕はアイドルとして、俳優に挑戦させてもらっているだけ。そこの違いはありますけど、お芝居の現場は何度も経験しているので、それを生かしつつ演じたいです。あと、演じる時は渋谷くんのがっつり二枚目な部分を演じつつ、渋谷くんのオンとオフのギャップを出せるかが課題だと思います。今まで言ったこともないような台詞もたくさん出てくるんです。俳優としてやったことのないようなことがたくさん詰まっていて、こんなにいっぱい経験できる役はなかなかないと思います。

田辺:保育士さんはキラキラしている部分もあり、一人の先生が受け持つ仕事の量が自分たちが想像する以上にハードなんだろうなと感じました。今回はキラキラ青春という側面もありますけど、愛花自体は28歳なので。キラキラ可愛い先生というだけでなく、保育士さんとしてこういう部分が大変とか、日々のしんどい部分とか、そこは現実問題とリンクさせて演じられたらと思います。登場人物の中に愛花先生よりも若い先生と年上の先生がいて、その板挟みの状態も、オフィスで働く方に共感してもらえるかなと思います。クローズアップされないとわからない部分も多い仕事だし、そういうリアルな部分もしっかり取り入れながらやりたいと思います。

――子供たちと触れ合う機会が多い現場になると思いますが、撮影を前にこういう現場にしたいという思いなどはありますか。

京本:小さい子たちと和気あいあいとやるのも楽しいですけど、スタッフさんや大人の方たちは大変なことがたくさんあるだろうと思います。締めるところは締めるというのも必要だと思うんですけど、僕も一緒になって遊んでしまうタイプ。そこが心配です(笑)。音夢役のめいちゃんとはまだ2回しか会っていないんですけど、心を開いてくれたらめちゃくちゃ話してくれそうな感じがありました。前も『エリザベート』という舞台で子役の子と共演したんですけど、仲良くなりすぎて、ディズニーランドに二人で遊びにいったくらい。名古屋の公演中も映画の『君の名は。』を2回観に行きました。子供とは気があうんです。楽しいんですよ。普段やるゲームも似ていることが多いんです。

田辺:現場を楽しみながらも、みんなで頑張ろうという雰囲気にできればと思っています。私自身も保育園の先生として勉強しながら、遊ぶ時は遊び、頑張る時は頑張ろうと言えるようになりたいです。

――最後に視聴者へ向けてメッセージをお願いします。

京本:僕も原作を読んでファンになってしまいました。人間関係など、繊細な部分も丁寧に描かれた作品で、クスッとくる部分や、二人の鈍感な掛け合いも楽しいと思います。みなさんの癒しに、毎週の楽しみになるようなドラマになればいいなと思います。

田辺:現実世界では保育士と俳優という組み合わせは異色なコラボだと思うんですけど、私が原作を読んで心が浄化された気持ちを、そのままドラマ版でみなさんにも伝えられたらいいなと思います。コミカルな部分もありつつ、人と人との心が触れ合うハートフルな部分もしっかり楽しんでいただいて、ちょっと疲れた夜に心が浄化されて「明日から頑張るぞ」となってもらえるよう頑張ります。

(取材・文:名鹿祥史)

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