社員20人の規模に拡大した前田蓮(曽田陵介)の会社「ローレン」。順風満帆かと思いきや、連の企画した商品がまったく売れず、ライバル会社から転職してきた有能な社員・一ノ瀬(守谷周徒)から会議で「こんな商品置くのは辞めましょう」とまで言われてしまう。
「威厳がほしい」と悩む蓮に、秀吉は「彼女に会いに行こう!」と提案。その彼女とは、以前街で見かけたストリートミュージシャン・夏菜子だった。しかし彼女は歌手活動を辞めようとしており、理由を聞くと「夢を追うのは5年間と、親と決めていた」と答える。そんな彼女に秀吉は、「これまでよく頑張った」「夢が叶わぬとも、不幸になるわけではない」「夢を諦めた先にも、もっと大きな幸せが待っているはずじゃ」をと労いの言葉をかけ、夏菜子は目に涙を浮かべた。
その帰り道、秀吉から「必ずしも良いものが売れるのではない。客に届くものが売れる」と言われた蓮。そこで改めて“売れるものとは何か”を考え始める。
そんな中、ローレンが販売している格安アクセサリーの返品が続出。それを秀吉は「窮地こそ好機」と言って、そのピンチをどう乗り越えるか、「蓮殿の采配が試される」と奮い立たせ……。
それに対し蓮は、職人の技術を動画に残してサイト上で公開することを提案。社員一丸となって職人たちに頼んで回り、無事にサイトをリニューアルすることが出来たのだった。
SNS上では「秀吉の夏菜子に対する言葉が泣けた」「最高の励まし言葉」「こんなこと言われると泣いちゃうよなぁ」といった声が見られた。
次回、第3話は9月27日に配信開始。蓮の会社は多くのグループ会社を抱え、高層ビルにオフィスを持つまでに成長する。
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