様々なジャンルのトップランナーが先生となり、若者たちに“カッコいい大人”になるための特別授業をする本番組。記念すべき最初の先生として、櫻坂46の4thシングル「五月雨よ」や1stアルバム「As you know?」などのアートディレクション、視聴回数4億2千万回(12月8日時点)を突破したKing Gnu「白日」のミュージックビデオ(MV)などを手がけたOSRIN(映像作家/アートディレクター)が登場し、ラランド、山崎、映像・CG系を学ぶ学生3名に授業を行った。
授業中、OSRINが自ら制作したKing GnuのMVを見ながら、撮影裏話や演出のポイント、さらには知られざるトラブルなど、めったに聞けないエピソードを次々と明かしていく。サーヤは「作品を見るときって、完璧に仕上がった『ゴール』を見ているので、プロセスが見られないんですよ。だから、その裏でミスやトラブルもあったと聞いてビックリしました。(OSRINにも)人間味みたいなものがあるんだなって思いましたね」と驚き。
ニシダも「作品を作る人って何を考えて作っているのか、こっちが想像するしかないと思うんです。自分たちがすごいと思っていたポイントが、意外と『制作者側はそう思っていたんですね』と伝わってきて楽しかったです」と振り返った。
一方、OSRINと仕事を共にしている山崎は、彼の“アイデアの引き出し”に触れたことに感動したようで「OSRINさんの頭の中、考えていることが少し分かったような気がしました。いろいろな発見があって面白かったです」とコメント。現在、高校生の彼女は、学生にも刺さる言葉が多かったと紹介しつつ「これから進路を決めていくうえで、やりたいことがあるけど『できるか不安』『自分を信じていいかわからない』という方や、何かに没頭できるものがひとつでもある方に見ていただきたいです。考え方が前向きになると思います」とアピールした。
授業では「映像作家で食べていくためには」というテーマのほか、学生たちの質問に答えたり、生徒に課題を与えたOSRINがその意図を述べたりとコミュニケーションをとりながら進行。また、今回OSRINは『最強の時間割』のオープニング映像も担当しており、その映像が公開される一幕も。
忙しい合間を縫い、長時間かけ撮影されたことを知った山崎は、「一つひとつの仕事に手を抜かない。そこがプロだなと思いました」と回顧。その完成度の高さにラランドは「あれはえげつなかった」と口を揃えつつ、サーヤが「あのとんでもないOPの直後に、ニシダの『起立、礼』の台詞があるので、そのギャップをみんながどう受け止めるのか(笑)」と笑みを浮かべた。
ラランドは、同番組にレギュラー出演。サーヤは「内容も濃く、普段は表に出ないような方たちが出てくるじゃないですか。作品や、何かを媒介して知っていた方が、生身で出てくるって衝撃的なこと(笑)。それができるのは、この番組の醍醐味ですし、直接(作品を)作った経緯や裏話を聞けるのが本当に貴重な機会」と結んだ。
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