荒木飛羽“礼”、がんが進行し夢だった映画制作を断念しようとするが…

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岡田将生が主演を務める木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)第7話が12月1日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いけどアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩(岡田)。そして、柔らかすぎるほどの物腰なのに、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多き嘘つき(!?)スーパーナース・九鬼静(中井貴一)。熱き哲学を持った2人の“優秀&変人”トラベルナースが、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ドラマ。脚本は中園ミホ。現在TVerでは、「3分で分かる!前半ダイジェスト」が配信中。

第6話では、院長の天乃隆之介(松平健)と事務長の西千晶(浅田美代子)が、看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)を呼び出し、ただでさえ少ない夜勤の看護師数をさらに減らすと告げる。そんな中、患者の六川源太(六平直政)​​がトラブルを起こし、塔子が責任を追求される形に。はじめこそ謝罪の姿勢を見せていたものの、日々の鬱憤が爆発。不満をぶちまける中で、千晶と隆之介の不倫についても言及するなど泥沼のかけあいに、SNS上では「腹抱えて笑った」「顔芸やめw」「ちょっとかわいい」​​とのコメントがあがっていた。

<第7話あらすじ>
医療従事者を目指す貧しい人たちを支援する「フローレンス財団」の理事長であることを隠し、「天乃総合メディカルセンター」で契約ナースとして働く九鬼静(中井)。細やかな気配りで人を見て人を治してきた、あのスーパーナースが突然、胸元を押さえて苦しみだした! 静の異変を偶然にも目撃してしまった看護部長・愛川塔子(寺島)は、体調を心配するのだが……!?

かたや筋線維芽細胞腫が再発し、「天乃総合メディカルセンター」に再入院していた大学生・三上礼(荒木飛羽)の身にも異変が起こる。がんの進行が思いのほか速い上に、脳転移までもが見つかり、もはや外科的治療が極めて困難な状態になっていたのだ。主治医である外科医・郡司真都(菜々緒)らは心を痛めながらも、女手ひとつで礼を育ててきた母親・三上七海(青山倫子)に説明。延命効果が望める専門病院での抗がん剤治療を勧められた七海は、愛する息子に1日でも長く生きてほしい一心から、礼本人に相談することなく転院を決めてしまう。

奇しくも、礼は映画祭でシナリオ大賞を受賞したばかり。賞金で映画を作れることになり、喜び勇んで仲間たちと撮影計画を練っている最中だった。しかし、七海から治療に専念するよう言われた礼は一切抵抗せず、ずっと夢だった映画制作を断念しようとする。その姿を目の当たりにし、やるせない思いを募らせる那須田歩(岡田)だが、為すすべもなく、ただ見守ることしかできない。

そんな中、静は礼に向って、諦めずに映画を作るよう鼓舞する。今の礼には残酷すぎると、静の言動をとがめる歩。だが静は、礼には“親にも友人にも言えない本音”があるはずだと断言し……。

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