IMPACTors・佐藤新&少年忍者・織山尚大が語る“キュン”とした瞬間「すごく彼氏っぽかったです」

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ジャニーズJr.の佐藤新さん(IMPACTors)と織山尚大さん(少年忍者)がW主演するドラマ『高良くんと天城くん』(MBS、毎週木曜25:29~ほか)の第3話が、9月1日に放送されます。

本作は、クラスの一軍に所属するモテモテな高良瞬(佐藤)と、目立つタイプではないが明るく元気なピュア男子・天城太一(織山)によるボーイズラブストーリー。好き同士なのになかなか素直になれない男子高校生の日常を、ナチュラルな空気感で描いています。

ジャニーズ事務所に同じオーディションを受けて入所した同期だという佐藤さんと織山さん。撮影秘話について楽しそうにツッコミを入れ合う一方で、役者としての一面については真摯に語り合うなど、おふたりの素敵な関係性が溢れるインタビューをお届けします。

――最初にお相手の名前を聞いたときのお気持ちは?

佐藤:オーディションで一緒になった同期なんですけど、2、3個お仕事をしたらすぐ離れ離れになっちゃったので、共演するなんて思ってもいなかったんです。マネージャーから電話で「相手役決まったよ。オリ」と言われて、駅のホーム内でそこそこ大きい声で「織山ぁ!?」って言っちゃいました(笑)。メンバーにもすぐに知らせて、「意外なコンビだね、同期でやるんだ」という話から、「頑張ってね」と言ってもらいました。

織山:僕はすごく楽しみだな、と。本当に離れ離れになってしまったので、そこから一緒にお仕事できるっていうのがちょっと想像できなかったんです。でも、現場に入ったら当時と何にも変わっていない佐藤新が出てきたので、「うわぁ、佐藤新だ」って(笑)。一緒にいると、ちょっとオーディションのときの緊張感が蘇るんですよ。その緊張感と一緒に、撮影を乗り越えました。

織山尚大、神社でお参り「主役を務めたい」



――主演という大役についての心境はいかがですか?

織山:僕はすごく嬉しかったです。中学1年生の頃から、ずっと「ドラマで主演を務めたいので、お願いします」と神社でお参りしていたので。

佐藤:かわいいな(笑)。

織山:6年くらいやって、ついにここまで来ました。一応、『恋の病と野郎組』というドラマにもみんなで主演させてもらいましたけど、2人だけで全8話をやらせていただくっていうのは嬉しかったです。でも、プレッシャーはほとんどなくて、キャラクターが全員面白みのある子たちばかりですし、役者だけじゃなくて、カメラマンさんだったり、照明さんだったり、監督の(吉野)主さんだったり、みんなでこの作品を作ってるんだ、と。自分が先頭に立っている気はしなくて、日常を一つのカメラで撮られました、というようなテンションでやりました。

佐藤:僕も決まったときは、「やばい、主演だ」というプレッシャーよりも、シンプルに「やったぁ!」って。しかも僕は漫画とかアニメが好きなので、(原作ものの)作品に関われる喜びがブワーッとこみ上げて、そこからじわじわプレッシャーがフェードインしてきた感じでした。だから、最初はめちゃくちゃ構えるというよりも、喜びが大きかったですね。

――W主演ということで、撮影中にはお互いに“支えられた”と感じるようなことも?

佐藤:「ここが大変だった」や「難しかったよね」とか、共有したものが全部同じだから、隣にいてくれるだけで僕としては十分っていうか。もし僕1人が主演で、悩みとかを(1人で)抱えてしまったらどうなっちゃったかな、ということは考えます。同期の2人でW主演だったから、近い距離感で同じ悩みや大変さを共有できたということが支えでした。それだけで心強かったです。

織山:僕も、何かあったときにすごく相談しやすかったというのもありますし、結構、気遣ってくれるんですよ。夏真に撮った作品なので、現場のスタッフさんが優しくて毎日体調を気にかけてくださったんですけど、新も一緒に「大丈夫?」って(笑)。もちろん他の方でもそういうコミュニケーションは取れるかもしれないけど、同期だからこそ、すごく心の支えになりました。

佐藤:ちょっとでも体調を崩していたら……と思うと、気が気じゃないですよね。天城は本当に感情の上下が激しいから、泣いた直後にめっちゃ明るいシーンを撮ったりもする。限られた時間での撮影なので、感情を出す演技はすごく疲れると思うんです。心を作るのってめちゃくちゃエネルギーを消費することなので、それはすごく気にしていました。

織山:結構そういうシーンが多いんですよね。爽やかでポップなお話かと思いきや、意外と家族内の悩みだったり、高良くんと天城くんの関係性がどんどん食い違っていったりするのが、この作品に奥行きを出してくれる要素でもあって。そのあたりは苦戦したというか、すごく勉強になりました。

佐藤新、織山尚大からは刺激しか受けてない



――お互いに、相手の“ここが強みだ”と感じたところは?

佐藤:真面目な話になっちゃいますけど、本当にプロ。当たり前ですけど、ドラマはいきなりクライマックスに入ったり、いきなり泣くシーンが入ったりするんですよ。そこで、めっちゃ泣く。どうやってその気持ち持ってきたの? みたいな。ちゃんと監督に求められているものを出してくるから、「やべぇな、こいつ」と。一緒にお芝居をしていて、本当に刺激しか受けてないですね。結構スイッチを入れる瞬間があるので、「何を考えてるの?」とか「何を見て、何を聞いてるの?」と聞きたいくらいです。それぐらいすごかった。

織山:新は初日のシーンが一番大変だったんだよね? 言い回しとか、振り返るタイミングとか、何テイクか撮ったんですよ。でも、それ以外はもう全部完璧。監督と意思疎通しまくっていて、すごいシンクロ率を見せていました。直しがほぼない。それぐらいぴったりで、主さんと一緒に作ってるんだな、と感じました。すごかったです。

――撮影期間中、何かキュンとしたことはありましたか?

織山:コーヒーを買ってきてくれたときにキュンとしました。(サッとコーヒーを出す仕草をしつつ)「買ってきたよ」って渡してくれたんです。でも、そのときは泣きの芝居だったので、(泣く芝居をしつつ)「あ、あ、ありがとう」って……キュンとはしたけど、今じゃないっていう(笑)。

佐藤:めっちゃ迷惑(笑)。

織山:でも、そういうところに女性はドキドキするんだろうなと思いました。なんかすごく彼氏っぽかったです。

――なんでもないタイミングで買ってきてくれた?

織山:いや、ふざけて言ったんですよ。「ちょっと時間空くから、買ってきてくれるよね」みたいにノリで言ったら、マジで買ってきて。ちょっと嬉しかったし、かっこいいなと思いました。

佐藤:僕としては、買ってきてあげよう、という感覚じゃなかったんですよ。「買ってきてくれるよね」って織山が言ってるなら、もう買わなくちゃ! って。本当に頼まれた気がして、普通に財布を取りに行きました(笑)。

――(笑)。一推しのシーンを教えてください。

織山:僕が率先して高良の手を引っ張る、体育館のシーンがあるんです。そのシーンは、すごく画がいいんですよね。引きで撮ったり、ズームで撮ったり。キスとか特別何かしているわけではなくて、ただ手を引っ張って歩いてるだけなんですけど。周りからしたら普通の友達のように見えるけど、そこには愛とか今までの思い出とか、いろいろなものが詰まっている気がして、ドキドキしました。

佐藤:めちゃくちゃいいシーンを言ってくれたので、それ以外のところで言うと、僕は香取(鈴木康介)がめっちゃ好きなんです。香取がスライディングで僕にバーッと近づいてくるシーンがあるんですけど、本当におもしろくて笑っちゃって、5、6秒か、もっと長時間真顔でいなきゃいけなくて、「ピクリとも動かさないで」と言われていたんですけど、2秒も持たなかった。本番はギリギリ耐えた感じで……。

織山:ほんとギリギリだったね(笑)。

佐藤:あれは、俺がダメだったの。香取はずっと120点満点を出してくるんだよ。なんならテイクを重ねるごとにリアレンジしてくるから、耐性をつけてもまた超えてくる。

織山:新鮮なやつが来るんだ(笑)。

佐藤:そう。きちんと新鮮なやつを出してくるから、ずっと戦っていて、あれはもう大変でした。

――そんな中、耐えた“真顔”が見どころですね(笑)。最後に、“佐藤新”的、“織山尚大”的、見どころをお願いします。

佐藤:僕がふだん言わないようなことを言っています。たとえば(高良は)「やめろ触んな、タコ」とか言いますけど、俺だったら「やめてください、触らないでください、タコさん」となるので(笑)。そういうところは、IMPACTorsのファンとか、僕のことを知ってくださっている人には楽しんでもらえるかなと思います。

織山:(天城は)わけがわからないテンションになる時があるので、そこは見どころです。僕自身はキャラが真逆なので、すごく大変でした。

佐藤:ギャップすごいよね。

織山:うん(笑)。そこを是非、見てください!

(取材・文:nakamura omame)

<第3話あらすじ>
大好きな高良瞬(佐藤)を意識するあまり不自然な態度をとってしまっていた天城太一(織山)。正直な気持ちを打ち明けた高良を受け入れ、天城はようやく自然に接することができるようになった。そんななか、三連休は家族と一緒に過ごしたくないという天城を、高良は両親が不在の家に泊まりに来ないかと誘う。それを聞いた香取(鈴木)は天城を心配するが、当の本人はその意味を理解してないようで……。初めてのお泊まりで2人は急接近!?

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