犯人が“まだ仕掛けていないトリック”を先回りして解き明かしてしまう探偵・千曲川光(滝藤)と、巨額の遺産争いにより命を狙われる十川一華(広瀬)、一華のスーパー家政婦・橋田政子(水野美紀)が繰り広げる痛快コメディ・ミステリー。
一華と美津山宗介(萩原利久)が結婚。宗介の祖母・秋菜(宮崎美子)から報酬を受け取った千曲川は、海外へと旅立つという。
結婚を前に、一華は、橋田指導のもと花嫁修行をすることに。しかし、1時間かけても丸焦げのパンケーキしか作れないし、アイロンがけをすれば橋田に火傷を負わせてしまう、針に糸は通せない……。何もできずだらける一華に、橋田が「まぶたをまつり縫いしてあげましょうか?」と脅すも「こっわ……まつり縫いって何?」と一華。橋田を呆れさせるのだった。
こうしたやりとりもこれで最後。一華が改めて感謝を伝えると、橋田も「あなたと暮らせて幸せでした」と返答。一華は「泣かないようにしようと思っていたのに……」と、涙を流しながらハグをするのだった。
結婚式当日。喧嘩状態の千曲川が遠くから式を見守っていた。最後の別れとなるかもしれないため、一華は彼に歩み寄るが、やはり口喧嘩に発展。ユニークなやりとりが続く中、千曲川は「私がいなくなれば不安になる時もあるだろう。その時は信じられるものだけを信じろ」と伝えた。
最後の別れにも関わらず、彼女が着るウェディングドレスの裾を踏んで転倒させた千曲川。一華は真面目な顔で「こうなるって何となく思っていた。最後なんでしょ。もう喧嘩別れもしたくないし」と素直に感謝を伝えてハグをした。だが、これだけでは終わらない。千曲川に足を引っ掛けた一華は「イェーイ! 未然に防げなかったね。ダッサ!」とからかい、最後まで取っ組み合いの喧嘩となっていた。
新しい生活がスタート。しかし、一華の命を狙う何者かの姿が。その正体は……宗介!? 後日、2人の披露パーティーを別荘で行うことに。そこでまたも一華に危険が及ぶ。そして、思わぬ人物の登場で、黒幕の正体も明らかになって……。
ネット上では、感動と笑いに包まれた最終話に「泣いた」「めちゃくちゃ面白かった」「最高のドラマでした」とのコメントが。ラストに明らかとなる宗介と一華の関係には「切ない」「寂しい」との声があった。
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