今回の取材にあたり、花澤は「自分のことを掘り下げていただいてもそんなに面白いものない」と言う。しかしながら、最近は役の幅も広がり、母親、教師、師匠などあらゆる役をいきなりやってみてと言われるようになったため、「これは自分をちゃんと掘り下げないと面白いことができなくなってくるんだろうなと思っている最中」と打ち明けた。
10年ほど前から歌手活動にも力を入れている花澤は、中国にも生配信されるライブに向けて本番さながらのリハーサルに挑む。ファンの期待を裏切りたくないという思いから、中国語は3年前から学び、ライブ当日も中国語での挨拶を披露した。
また、プロとしての体調管理にも抜かりがなく、毎日7時間の睡眠は欠かさず、週に1度のピラティス通いは6年も続けている。ある日のアフレコでは、空腹な役柄になりきるため、食事を抜いた状態で収録に臨む姿も。どんなキャラクターであれ、作り手に応えようとする姿勢は一貫している。
スタッフから「好きですか？ この仕事」と問われた花澤は、「めっちゃ楽しいです」と即答。そして、パーソナリティを14年以上務めるラジオ番組では、現在の心境というテーマで本音を口にする場面も。
かつてを振り返りながら、花澤は「自分に自信を持つっていうのは難しいけれど、“あきらめない”はコツコツできるじゃない。だから、それを積み重ねてきた結果、“ちゃんとここにしっかり立てるようになったんだ私は”って感じたの」と、現在の心境を明かした。
次回の放送は6月5日、NBAプレーヤーの渡邊雄太が出演する。
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