今田耕司と福澤朗がMCを務める同番組は、依頼を受けた「お宝」の歴史的・資料的・金銭的価値を鑑定すると同時に、その「お宝」に対する人々の思いなどを伝えるバラエティ。
今回は、人形劇「ひょっこりひょうたん島」の脚本でも知られる、日本を代表する劇作家「井上ひさし」の未発表戯曲原稿が登場。本物であれば日本演劇界の超ド級お宝となり、前週3月8日の放送に登場した「⼤茶人・千利休の切腹に繋がる書簡」に続いて、「とんでもないお宝」の⼤発⾒となるため、スタジオも騒然。
持参されたお宝は、A4サイズの原稿用紙162枚に書かれた「うま」というタイトルが付けられた戯曲原稿。表紙には「井上廈」と名前が入っており、第5景まである。
原稿を⾒た今⽥は「めちゃくちゃ⼏帳⾯な字ですよ︕ 作家の⽅って本人しか読めない字を想像するじゃないですか、これ読み物としてすぐ読める︕」と読みやすい⼿書きされた⽂字に感激。
内容は1560年代の戦国時代を舞台に主人公が⾦持ちから⾦をかすめ取っていくというもので、ラストの衝撃的な展開には依頼人も「普通だったら考えられないじゃないですか」と驚いたとのこと、結末が紹介されると今⽥も「ハハァ〜」と驚きを隠せない様⼦。
依頼人は20代の頃から全国の中学校や⾼校を巡回公演する劇団に所属していた⼥性。このお宝は同じ劇団で出会い、俳優だったご主人が四⼗数年前にある演出家から譲り受けたものだという。中身を読んだ依頼人が「グイグイ引き込まれていきましたね」と語る今回のお宝。本当に未発表の戯曲原稿であれば日本演劇界の超貴重お宝となる⼤発⾒だが、鑑定結果はいかに!?
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