川口春奈、横浜流星、丸山隆平ら登壇!『着飾る恋には理由があって』制作発表

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TBS系にて4月20日(火)22:00から火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』がスタート。綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたインフルエンサー・真柴くるみが、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、恋をしたり、友情を深めるなかで、"着飾る"という鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く"うちキュン"ラブストーリーだ。放送に先駆け行われた制作発表に、主演の川口春奈をはじめ、横浜流星、丸山隆平、中村アン、山下美月(乃木坂 46)、高橋文哉、向井理、夏川結衣が登壇。司会は共演のずん・飯尾和樹が務め、和やかな雰囲気のなか、キャスト陣がトークに花を咲かせた。

インテリアメーカーの広報を務める真柴は、宣伝を兼ねて始めたSNSのインフルエンサーとしても活躍。会社のため、フォロワーのため、そして密かに想いを寄せる社長のため、背伸びし努力する日々を送っていたが、業務に追われて家の契約更新を忘れ、部屋から追い出されてしまい、知らない人たちとのシェアハウス生活をすることに。そんな真柴を演じる川口は自身の役について、「とにかく自分を着飾って努力していて、健気で一生懸命、『真柴、頑張れ!』って応援したくなるようなキャラクターです。ただただ着飾って自分を取り繕っているだけに見えたくないなと思うので、彼女が意味を持って頑張る姿を、泥臭く演じたいなと思っています」とコメント。

真柴とひとつ屋根の下で暮らすことになる、"ミニマリスト男"藤野駿役の横浜流星は、
「シンプルを追求する、真柴とは正反対なタイプのキャラクター。真柴との掛け合いも楽しみにしていただけたら」と見どころを。また、料理人役ということで「今まで料理はしてこなかったので、2ヶ月ぐらい練習して一から料理を教えてもらって、家でも練習しました」と役作りについて明かした。

テンションの高い駿を演じることについては「難しいですね、僕自身がそんなに明るくないので(笑)。自分にないものを持っている男性。クランクイン前から、塚原あゆ子監督から『三枚目で、明石家さんまさんや大泉洋さん路線の感じで駿を演じてほしい』と言われていて。不安や迷いもありましたが、今は楽しくできるようになってきたので、もっと役に向き合って、駿として生きることができたらいいなと思っています」と語った。

シェアハウスに住む駿の"はとこ"で、オンラインカウンセラーの寺井陽人役の丸山隆平は、「関西人の役どころだと割と明るく元気なイメージがあったりしますけど、今回の役はまたちょっと違った感じのタイプで、若干、男の色気なんかもでてくるんじゃないかなぁ(笑)。くるみちゃんに恋をしたりという場面も1話から見え隠れしたり、はとこの駿との関係も話が進むにつれて見えてくるので、そういう部分も楽しみにしていただけたら」とコメント。

役柄については「僕は人からあまり相談されたことがないので、人に寄り添う役は新鮮で面白い」と感想を述べた。さらに、「塚原監督が、日常の会話の中から自然と出てくる距離感を大事にされる方。初日が駿とのシーンだったんですが、(横浜さんと)2人で考えて、2人の空気感を意識しました。そういう空気感が今後、住人同士とのやりとりでも出てくると思うので、そこはこのドラマの醍醐味かな」と見どころをあげていた。

同じくシェアハウスの住人であるアーティストの卵・羽瀬彩夏役の中村は、「口数の少ない、ちょっと不思議な人」と語るこの役に、30cmも髪を切って挑んだという。「役を頂いた時と、自分が髪を切りたいと思っていたタイミングが合いまして切りました。髪をかきあげているイメージがちょっと商売道具でもあったので(笑)、ウィッグも試してみたりしてみたんですが、新しい自分に出会いたかったのと、この作品と出会えて切りたかったので、自分もターニングポイントになるよう頑張りたいなと思ってます。私自身、髪をかきあげているイメージの"鎧"が取れたら、すごく気持ちが楽になって。この役も大好きですし、気持ちいいですね」と笑顔を見せた。

この4人が住む家の家主・早乙女香子役の夏川は、「皆さんのなかに混ぜていただいて、皆さんキラキラしていて眩しい!という感じです」と現場の様子を明かすも、周囲のキャスト陣からは「(夏川さんが)一番キラキラしている」「一番元気!」と言われて照れていた。

真柴が憧れる会社の社長・葉山祥吾役の向井は、「社長と言っても、流行に敏感で現場が大好きな子供心を忘れない楽しい人。1話からとんでもないことをやらかします(笑)。ちょっと抜けていて、どこか助けてあげたいと思わせるような人物。あざとくならないように、なるべくナチュラルにみえるように心がけています」とコメント。役のように自分の抜けている所を聞かれ、「僕、忘れ物が多いんです。だから高層マンションには住めないんですよ、戻るのに時間がかかるので(笑)。常に低層です」と意外な一面も明かしてくれた。

真柴の後輩・茅野七海役の山下は、「茅野は自分に自信がなくって、真柴さんに憧れつつも、やる気とか熱意をあまり外には出せない"低温"女子。ファッションやヘアメイクも真柴さんと正反対で、着飾らない役なので、そこにも注目していただけたら」と見どころを。低温女子について聞かれ、「素晴らしい皆さんとお仕事していると、たまにちょっと自分に自信がなくなっちゃって、急に素に戻る瞬間があります。そういうところは茅野と重なるのかな」と語るも、飯尾からは「でもスパイシー女子、ホットな方ですよね」と指摘が。山下が『オールスター感謝祭'21春』で激辛麻婆豆腐を食べていたことが話題にのぼり、「普段は"高温"です(笑)」と山下も笑って答えていた。

会社の一番後輩で茅野に恋する秋葉亮役の高橋は、「"令和の新人"と言われる、人懐っこく、おっちょこちょいで、人が大好きな青年。秋葉も僕も末っ子で、甘えん坊のところは似ているけど、秋葉は誰でも甘えられるけど、僕は人を選んでしまって。もう少し甘えられるようにできたら」と役について語った。

また、本編終了後に配信される、茅野と秋葉の恋模様を描いたParaviオリジナルストーリー『着飾らない恋には理由があって』について、山下は「こちらは"じわキュン"。低温女子が、秋葉くんに出会って知らなかった自分を引き出され、だんだん温度が上がって恋もヒートアップしていくのかな」、「秋葉は強火でいってるつもりなですけど、(茅野に)響いているのは"とろ火"ぐらい(笑)。こんなに素直に自分の気持ちを女性に言える男性はいないんじゃないかと思う」と見どころを語った。Paravi初回には、川口春奈も出演することが発表され、「楽しみ」と期待を述べた。

真柴が住むシェアハウスの住人と会社のキャストが一堂に会するのは、この制作発表が初めて。川口は「なかなか交わることがないメンバーなので、不思議な感じはしますね。でも初めて交わったとは思えないぐらい、アットホームな感じは勝手に感じています(笑)」と笑顔を。横浜はクランクイン前に、(真柴の)会社シーンの撮影現場を見ていたことを明かし、「もうお会いしていた気がしていました」と親近感を口にしていた。

終盤では、ドラマのテーマ"うちキュン"にちなみ、キャストが思う1話の胸キュンポイントについても言及。「1話でいう香子さんのセリフがじんわりきて。こういう大人の女性になりたいと思いました」(川口)、「全体的に真柴の奮闘する姿は心が打たれる。キュンというより、ドン、ドシンというか」(横浜)と語った。山下は会社のシーンであった向井が服を脱ぐシーンにドキッとしたことを明かし、「あれがクランクインでしたからね」と向井が苦笑いしていた。

そして、最後に横浜は「恋愛だけじゃなくて、人間ドラマが濃く描かれていて。新しい火曜ドラマになっているんじゃないかなと思ってます。皆さんの気持ちを明るく、心の癒しだったり、励みになるような作品になっていると思います」、川口は「日々いいことだけじゃないし、うまくいかない日があるのは皆さんも同じだと思うんですけど。でも『また明日から頑張ろう』とちょっと前向きになれるような、頑張る全ての人の背中を押せるような、そんな温かいドラマになっていると思いますので、ぜひ皆さんご覧になってください」とアピールした。

(取材・文=齊藤恵)

◆放送情報
『着飾る恋には理由があって』
4月20日(火)22:00からTBS系で放送開始(初回は15分拡大)。
地上波放送終了後、動画配信サービス『Paravi』にて配信。
Paraviオリジナルストーリー『着飾らない恋には理由があって』も独占配信される。
(C)TBS

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