いくつも「地獄」が見られる街を知っていますか?

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日本で「地獄」を見られる場所

日本屈指の温泉郷・大分県別府市。その目玉の一つ「海地獄」は、別府温泉の源泉でもあります。

美しいコバルトブルーをしていますが、なんと温度は約98度もあるそうです。青く見えるのは、温泉成分に硫酸鉄を多く含むため。

1000年以上前から、高温の温泉や蒸気が自然に湧き出し、“まるで地獄のようだ”といわれた源泉はほかにもあります。たとえば、赤く染まる「血の池地獄」や…

泥のように見える「鬼石坊主地獄」などが、それに当てはまります。

それぞれ七つある「地獄」巡りは、江戸時代から人々の楽しみとされてきたそうです。

街の至るところに「地獄」が⁉

街の至るところから湯気が立ち込め、温泉地らしさを感じさせる別府。古くから、多くの旅人が癒やしを求め、訪れたといいます。

別府の街中には、無料でできる「足蒸し」などの“温泉地ならでは”の施設があるほか、湯気を利用した伝統料理「地獄蒸し」を楽しめる場所もあります。

“高温の蒸気を温泉以外の方法で利用できないか”と、江戸時代に別府の村人が編み出した料理だそう。塩分を含む温泉蒸気で一気に蒸すため、食材本来の旨味を味わうことができるといいます。

湯煙に包まれ、身も心も温まる別府。訪れた際には、地獄巡りや地獄蒸しなど楽しんでみたいですね。



お店情報

地獄蒸し工房 鉄輪
大分県別府市風呂本5組(いでゆ坂沿い)
※営業状況については事前にご確認ください


じょんのび日本遺産

日曜あさ6:00~

番組サイトへ


 

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