「35歳の少女」劇伴制作の舞台裏 劇中にかかる曲が少ない中でのこだわりとは?

取得元:https://dogatch.jp/news/ntv/ntvtopics_88963/detail/

本日 11月21日(土)よる10時 第7話が放送の日本テレビ系土曜ドラマ「35歳の少女」。

劇中にかかる曲が極端に少ないことでも話題の本作。ここぞという時に意味のあるタイミングで曲を使用することに徹底してこだわったドラマを盛り上げるのが、音楽家・平井真美子氏が手掛ける劇伴だ。

プロデューサーの大平太は「『偽装の夫婦』で初めてご一緒して以来、『過保護のカホコ』『同期のサクラ』と遊川和彦作品には欠かせない存在のメロディーメーカー。美しい旋律と、女性ならではのやさしいメロディーが特徴で、いつもそっと作品に寄り添ってくれた」と彼女の生み出す音楽について語る。

リモートで行われた劇伴の初回打ち合わせ。脚本家・遊川和彦からのオーダーは、「メロディーのない音楽」「神からの恵み」「祈り」という音楽家にとってはかなり酷な内容だったという。最初は戸惑っていた平井氏も、次第に遊川をはじめとした制作チームが目指そうとしていることを理解し、「やってみます」と目を輝かせた。

そして出来上がってきた曲は、まさに「神からの啓示」とも「母の祈り」とも取れる崇高な女性ボーカルの美しい旋律。劇中でも、望美(柴咲コウ)や家族が「救われた瞬間」にかかり、神から赦されたような気持ちを演出している。

また、25年前の家族が楽しく幸せだった頃にかかる明るい音楽は、なんと平井氏自身が10歳の頃に作曲した曲。物語で望美が事故に遭った時と同じ年齢である10歳の時の曲をモチーフに生まれた曲が、このドラマで世に出たという不思議な巡り合わせも明かされた。

今夜放送の第7話では、喧嘩別れしてしまった家族のことが内心気になりつつも、これからは結人(坂口健太郎)のために生きようと決意した望美だったが…。このドラマのために生まれた楽曲やその舞台裏に思いを馳せながら、ここからさらに常識を覆していく「35歳の少女」の物語に乞うご期待!



■平井真美子氏 コメント

10歳で作った曲のモチーフがこの物語で生かされるとは、あの頃の自分には想像もできない未来でした。音楽を担当できたことの感謝と共に、望美の幸せとこのドラマが一人一人に強く残ることを、音楽を作った場所から祈っています。



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