港には多くのヨットが停泊し、セーラーたちが集うなか、沖には白い帆を立てたヨットの集団が。 彼らは、トレーニング中の「セーリングアカデミー」の生徒たち。ここは、若きセーラーたちの“虎の穴”なのだ。
トレーニングを終え、港に戻って来た生徒のひとりに話を聞いた。オリ・ウッドリィ君は、セーリング歴8年の15歳。父と兄がセーラーというセーリング一家で生まれた。 「楽しかった。途中で風が出てきてよかったね」
慣れた手つきでヨットを操るオリ君。トレーニングの後は、クラブハウスでの復習授業もこなし、まさにセーリング漬けの日々を送る。
夢はやはりオリンピックか…。聞いてみると、屈託のない表情でこう答えた。 「うーん。今はセーリングだけでも楽しいんだ。もちろん可能だったら出場したいけどね」
今はただ、セーリングを愛する時間のよう。これからどんな未来を航海していくのか、楽しみだ。
なお、3月13日(金)放送の『港時間』では、イギリス南部のウェイマスを特集。多くのヨットが寄港することで有名な港で、行き交うセーラーたちを紹介する。 ※番組情報:『港時間』
毎週金曜深夜0時15分~0時20分放送、テレビ朝日
(ABCでは毎週金曜夜11時10分~夜11時17分放送、メ~テレでは毎週日曜夕方4時25分~4時30分放送)
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