そんなアンディさん、実はセーリングがはじめてパラリンピックの競技に採用された、1996年アトランタ・パラリンピックの金メダリストである。 「あの時は胸が高まりました。それまでパラリンピックにセーリング競技はなかったからです」
当時をこう振り返るアンディさん。驚くことに、77歳になった今でも現役のセーラーとして活躍しており、3年前には障害者向けのセーリング財団を設立した。
「私には障害がありますが、レースに出ることが出来ました。セーリングを知らない障害者のお役に立ちたかったのです」 77歳の“レジェンド”が過ごす、お気に入りのヨットクラブでのひと時。アンディさんは今日も、仲間たちと優しい“港時間”を刻んでいる。
なお、2月28日(金)放送の『港時間』では、イギリス・カウズ島・ベンブリッジを特集。ヨットの帆、セールを作る職人を紹介する。
※番組情報:『港時間』
毎週金曜深夜0時15分~0時20分放送、テレビ朝日
(ABCでは毎週金曜夜11時10分~夜11時17分放送、メ~テレでは毎週日曜夕方4時25分~4時30分放送)
関連リンク
「タイムカプセルに乗っている気分」タスマニア最古の船を修理する男たちの“海の隠れ家”。
「水曜日は働きません」豪・ブリスベン、笑顔が集まる“水曜限定の海時間”
週末の始まりを告げる魔法のひと時――“海の楽園”ニューカレドニアのマジックアワー
絶景の海外線で奏でるロマンチックな音色。「ゴールドコースト」で出会った夫婦デュオ
「この港には魔法のような光がある」多くの芸術家に愛されたフランスの“アートな港”