セルフうどん発祥の地

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岡山市の中心街から車で15分の場所にある「名玄(めいげん)」。創業44年を迎える老舗のうどん店です。

店にできた行列の先にあったのは、大きな釜。そしてうどんを湯がいているのは、客!?

「名玄」は、日本で最初にセルフサービスを始めたうどんの店なのです。

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店に入って客がまず手に取るのは、うどんの麺。大・中・小から選べます。そのうどんをセルフで温めるのがこの店の特徴。麺がほぐれるまで湯がいて、湯を切り器に戻します。ここでは、小さな子どもも自分で湯がきます。

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次に客が選ぶのはサイドメニュー。揚げたてのとり天やコロッケなど50種類以上の豊富なラインアップの中から好きなものを選びます。最後に自家製のダシを入れて完成! 

人気の秘密は、本格的な手打ちうどんが、一杯230円~という値段の安さにもあります。

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セルフうどんの生みの親が、創業者の平井芳和さん。1976年、23歳の時に父親と店を創業。普通の店のうどんが300円だった時代に、100円という破格の値段でインパクトを与えようと考えました。

低価格を追求する一方で、芳和さんがこだわったのが、麺やダシを自家製にして本格的なうどんを作ること。

その結果、売れば売るほど損がでるという状態になり、店に出る店員が雇えなくなったので、苦肉の策として客に手伝ってもらうことになりました。

こうして誕生したのが、日本初のセルフうどん。今では1日1,000人を超える客が足を運ぶ人気店になっています。

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この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年10月28日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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(C)テレビ東京

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