高校生の田邑は、真面目で物静かな担任・由美子に提出物を出すべく、職員会議終わりの彼女に声をかけた。すると、由美子がノートを忘れて行った。そのノートには、手書きの恋愛小説が書かれていた。忘れ物を届けた際、由美子から「誰にも言わないで。言ったら許さない。絶対!」と念を押された。
学生の頃に小説家になりたかったという由美子。「田邑さんは得意なことを生かして、自分の好きな仕事に就いてくださいね」と言われたものの、自分には夢中になれるものがなければ、勉強もできない。「適当に生きていくっしょ」とこぼすと、由美子から「美術、得意じゃないですか」と返された。
彼女と話す中で、教師としての熱い思いを聞いた田邑は「気を使いすぎだって。俺らの顔色なんか気にしないで、思ったこと言ったらいいんだよ」と助言。だが、由美子から「田邑さんには言われたくないかな。だって田邑さん、みんなの空気を読んで、合わせているじゃないですか」と言い当てられた。彼女は「思うままに生きるって楽じゃないんですよね」と述べた。
現代――。卒業式の日、高校2年生の城嶋弥生(林芽亜里)が卒業生の作品を眺めていると、美術の“田邑先生”から声をかけられて……。
ネット上では、冒頭シーンにて、田邑と由美子の顔と顔が近づくシーン、抱きつくシーン、そして……と今後描かれるであろう2人のやりとりが流れたことから「衝撃」「心臓止まる」とのコメントが。高校時代の田邑と、教師として働く田邑の両方が見られることから「どっちも良き」「素敵」との反応があった。
次回は1月29日に放送。田邑は由美子との距離を縮めたいと思うようになる。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、予告編が配信中。
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