2022年大会の敗者復活戦で共に敗れた2組は、違う事務所の先輩と後輩でありながら意気投合。2023年大会に向けて、新ネタを持ち寄る2組でのツーマンライブを毎月開催することになる。声をかけたのは先輩の楢原から。かねてから令和ロマンを「すごく優秀な後輩。モノが違う」と評していた楢原は、「悔しかったはずの2組で何かやりたいな」と、敗者復活戦の舞台上で声をかけたという。
高比良はそのときの楢原の様子について、「今まで見たことないぐらい熱かった」と回顧。出井は令和ロマンとヤーレンズがお互いに刺激を求めた末に実現したツーマンライブだったと指摘し、松井も「志が同じだった」と同調した。
こうして妥協のない姿勢で漫才と向き合い、1月から11月まで計11回のツーマンライブを重ねた結果、2組とも決勝の舞台に立つことに。あえて12月には開催せず、決勝をツーマンライブにするつもりで臨んだ2023年大会。出井は「最終決戦がヤーレンズか令和ロマンかのどっちかだって状態に持ち込めば、(ツーマンライブの)ヤレロマですよ、みたいなのは言っていて。じゃあ、さや香ぐらいには遠慮してもらわないとみたいな話をしてたら、まんまその通りになって」と振り返った。
令和ロマンとヤーレンズとさや香(新山、石井)の3組で迎えた最終決戦では、令和ロマン4票、ヤーレンズ3票の1票差で令和ロマンが優勝を飾る。控室では新王者となった高比良を惜しくも優勝を逃した楢原が抱きしめ、「ありがとう、ほんま君らのおかげや」と、決勝の舞台に立てたことへの感謝を伝えていた。そんな2組の絆に、ネット上では「大泣きした」「めちゃくちゃ熱い」「ドラマ過ぎる」などの声が寄せられた。
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