『サウナの神さま』奥菜恵、清純派イメージを破った“汚れ役”を語る「初めて自分を肯定」

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奥菜恵が、9月16日放送の『サバンナ高橋の、サウナの神さま』(TOKYO MX1、隔週土曜17:55〜)に出演。これまでの女優人生の中で悩んできたイメージとのギャップを打ち破るきっかけとなった出来事について語った。

今回の舞台は、昭和2年創業という足立区北千住の老舗銭湯・タカラ湯。2人がけのコンパクトなサウナに入った奥菜は「熱い!」と目を丸くしつつ、「気持ちいいなぁ」と興味津々。サウナヒーターへのロウリュに「何これ! すっごい熱い!」「くぅ〜」と声を上げ、サウナ後の水風呂では「気持ちいい」と恍惚の表情を浮かべる。

サウナから上がった2人はポンチョ姿となり、脱衣場でトーク。「人生で“ととのった”瞬間」というテーマに、奥菜は“汚れ役”を演じたときを挙げる。

12歳で芸能界入りし、たちまち人気を博した奥菜。当時世間から抱かれていたイメージについて「清純派とも思ったこともないし、魔性とも思ったことがない」といい、自身とのギャップから「あえて反発するような気持ちになった時期もあった」と振り返る。

そんな奥菜にとって転機となったのが、松尾スズキの手掛けるミュージカル『キレイ』への出演。奥菜はこの舞台で、戦場をうろつき死体を拾って小銭を稼ぐ「ケガレ」という人物を演じ、これまでのイメージとは真逆の役どころに挑戦したという。

奥菜は「『裏と表があって人間だ』という作品のメッセージを通して、『人間でいていいんだ』って、初めて自分で自分を肯定できた」といい、「ありのままの自分を愛してあげるって一番大事なこと」とコメント。「あとは何言われてもスルーする力が大事」と力を込め、「スルー力!!」と高橋茂雄をうならせる。

「SNSとか見たりします?」という高橋に「見ないです」と奥菜。これに高橋は「僕もエゴサしないんですよ」「見るときも一回薄目で見て、悪口書いてそうやったら見ない」とジェスチャー付きで語り、奥菜の爆笑を誘っていた。

次回は9月30日放送。ゲストに元TBSアナウンサー・国山ハセンを迎える。

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