本作は謎多き義手の元医者がプロデュースする医療スペシャリスト集団の活躍を描くノンストップ・ドクター・エンターテインメント。天才外科医である10歳の少女・寺島唯(白山乃愛)と謎多き義手の元医者・野田哲也(坂口)が、現金1億円と秘密保持契約書へのサイン、そして相応のチョコレートを用意することを条件に、ワケあり患者の命を救うという奇想天外な物語が展開する。
前回第1話では、シンガポール発羽田行きの飛行機に乗っていた青年・野田と10歳の唯は、意識不明となった機長に応急処置を行う。ただ、機内にある道具で完璧な処置を行ったのは、哲也ではなく唯だった。ネット上では、子供が天才外科医という設定に「まさか!」「ビックリ」「何から何まで最高」とのコメントがあがっていた。
<第2話あらすじ>
義手の元医者Teacher(野田哲也/坂口)と、天才的なオペスキルを持つ少女・寺島唯=Dr.チョコレート(白山)は、シンガポールから2年ぶりに帰国すると、6人のクセ者スタッフを集めて前代未聞の最強医療チーム「チョコレート・カンパニー」を結成。現金1億円と秘密保持契約、相応のチョコレートを条件に、ワケあり患者の命を救う。その目的は、2年前に唯の両親の命を奪った陰謀の謎を解き明かすこと。キャラも価値観もバラバラのカンパニーは、オペの最中も言い争いばかりでTeacherをあきれさせながらも、ミス一つなく唯の執刀を完璧にサポートし、難しいオペを次々と成功させていく。
2年前の事件を境に学校に通っていない唯は、公園で友達ができたことで、みんなと一緒に学校に行きたい気持ちが湧いてくる。そんな唯の本音を見抜いたうなぎ(斉藤由貴)が転校の手続きを買って出ると、カンパニーのみんなも賛同。普段はいがみ合っていても、唯のことになると一致団結するカンパニー。唯はうれしくなって、友達に近々転校することを約束するが、実はTeacherとも“ある約束”を交わしていて……。
一方、Teacherの元には新たな依頼が舞い込む。依頼人は百瀬杏樹(恒松祐里)、28歳。周囲の血管を巻き込んだ副腎腫瘍によって命の危機が迫り、Dr.チョコレートに助けを求めてきたのだ。だが、杏樹の見た目はごく普通の会社員でしかない。1億円を用意できるとは到底想像できないが、どうやってDr.チョコレートの存在を知ったのか……Teacherは首をかしげる。
そんな中、カンパニーが命を助けた登戸龍男が謎の死を遂げ、Teacherはがくぜんとする。登戸は2年前の事件の黒幕のはず。世間には自殺と報道されているが、Teacherは、2年前の実行犯が口封じのために登戸を殺害した可能性が高いと推測。実行犯は一体誰だ……? 手掛かりを知る奥泉渚(西野七瀬)を使って実行犯の行方を追うTeacherは、早くもタトゥー男にたどり着く。
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