かもめんたる・ 岩崎う大が会話劇の脚本を担当した本作は、失恋すると決まってサウナに癒されに行く主人公・みさと(清水みさと)が、サウナで自分と向き合い、ととのう……いや、自分の内面を発達させていく新感覚のラブファンタジー。みさとが自分と向き合うのに欠かせないサウナハットの声は花江夏樹が務める。
土偶や瓢箪などが飾ってある、一風変わったサウナ施設「発達」にやってきたみさと。サウナへ入る用意をし、サウナハットをかぶると「でたよ~フラれ女」と声が! 矢継ぎ早に話しかけてくるサウナハットにイラつき「静かにして!」と遮るみさと。蛇口に添えられた不気味な焼き物や、浴室の壁一面に飾られたお面に怖気づいたみさとは、サウナハットをかぶり直し、「ひとりじゃ怖いんだけど」と助けを求めながらシャワーで体を清め、いざサウナ室へ……。
幻想的なライティングが施されているサウナ室にすわっていると、プロレスラーのようなマスクをかぶった熱波師が登場するという異彩ぶり。しかし、風を送る技術は見事なもので「あ~これこれ!」「もっと~」と、みさとは気持ち良さそうな表情を浮かべてととのっていく。
同ドラマの後半は、まったく同じ映像なのだが、みさととサウナハットの会話が変わり別の世界観が描かれる。前半ではちょっと意地悪キャラだったサウナハットが、後半では自己肯定感を上げてくれる盛り上げ上手なキャラに。
「すべては、私次第」
ラスト、みさとのスッキリとした表情が印象的な、浮遊感あふれるドラマだ。
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