4年に1度開かれるサッカーW杯の歴史は、ボールの進化と共にあった。1970年のメキシコ大会からW杯の公式試合球はスポーツメーカーのアディダスが手掛けており、これまで様々なボールがW杯ごとに誕生している。スタジオでは、ゲストのアディダスジャパンマーケティング事業本部・髙橋慶多がズラリと並んだ歴代の公式試合球を紹介。MCの勝村政信や解説の坪井慶介と共に、実際にボールを手にしながら、公式試合球の歴史を紐解いていく。
さらに、髙橋は各ボールのデザインや性能なども解説。これまでのボールとは一線を画す1986年メキシコ大会の「アステカ」に備わっていた機能とは? 2006年ドイツ大会の「+チームガイスト」に使われた軌道の正確性を保つために使われた最新技術とは? 様々なアプローチで改良され続けてきた公式試合球の開発秘話が明かされる。
そして、11月21日に開幕するカタールW杯で使われるのは、最新の公式試合球「アル・リフラ」。アラビア語で「旅」を意味するこのボールは、パネルに多彩なカラーリングと6つの言語が施され、多様性の時代を表現している。
番組では、W杯を前に「アル・リフラ」を“徹底解剖”するため、フリーキックの世界的名手である中村に試し蹴りをしてもらうことに。果たして中村は「アル・リフラ」をどのように評価するのか? また、過去の公式試合球との“蹴り比べ”も行われる。
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