――占い師役ということですが、どういう人物と捉えて演じられているのでしょうか？
どこまで言っていいのか･･･（笑）。とりあえず謎の人物です。撮影前は"ザ・占い師"というような感じかなと思っていたのですが、監督からシンディ・ローパーのようなイメージと伺って。怪しいんですけど、ポップな感じの占い師です。衣装もポップな衣装を用意していただいて、着るのがとても楽しかったです。逆に、怪しい雰囲気と説得力を出すために声は低めになりました。
――犬山さんが思う本作の魅力は？
弥子ちゃんがメインのお話でそんなに登場人物は出てこないんですけど、個性豊かな男性ばかりなのですごいワクワクしますよね。占い師と同じ気持ちで「これからどうなっていくんだ」「誰と付き合うことになるんだ」とドキドキワクワクしながら撮影に臨んでました。
今の若い方々の恋愛事情はよく分からないんですけど、根本的なところは変わらないと思うので、占い師に出会う前の弥子ちゃんみたいに「恋愛なんてどうでもいいや」と思っていたら何もなく日常が流れていくんだろうなと思いました。だから恋愛と向き合うようになる、背中を押すようなきっかけが恋愛するのには大事なのかもしれないなと思いました。弥子ちゃんは可愛いし、恋愛しようと思えばいくらでも出来そうじゃないですか。でもそういうムードの人じゃないと何も起きないことも多いんだろうなと。第1話で弥子ちゃんが将二くん（阿久津仁愛）に連絡先を大胆に聞いていたときは「かっこいいぜ！」と思いましたね（笑）。
――犬山さんの好きなシーンは？
1話の台本を読んだ時に、将二くんの登場シーンのト書きに「キラキラしている」と書いてあったんです。それを楽しみに出来上がったのを見たら本当にキラキラしていて、期待を裏切らないキラキラ具合に感動しました（笑）。まずはそこを見てほしいですね。
――主人公・弥子を演じる小椋さんの現場でのご印象派？
しっかりしていて、とても頼もしい女優さんでありました。小椋さんの年の頃の自分は、どんなだったかなーとか考えてみましたけど、もっとダメダメだったなあと（笑）。現場では、スタッフさんから「弥子ちゃん同士が話してるみたい」と言われたこともあったようで、それはありがたやーと思いました。あと、小椋さんのデリバリースタイルがなんかカッコよくて、真似したい女子が増えるかも。可愛いカッコいい！
――ちなみに占い師は劇中できつねうどんなどを頼んでましたが、犬山さんはデリバリーでどういったものを頼んだりしますか？
ありとあらゆるものを頼みます。食べたことないものとかあると食べたくなるんです。最近、「何だこりゃ」と思って頼んだのが、太いロープみたいな春雨が入っている辛いスープみたいなやつで･･･食べてみたらやけにおいしかったので、3回連続で頼んでしまいました（笑）。
――『ヤコ、ショウがクセになる。』というタイトルにかけて、犬山さんが今クセになっているものはありますか？
先ほどの麺もクセになっているのですが、コロナ禍になってから晴れの日には空の写真を撮ってSNSで上げることもクセになっていますかね。毎日20枚ほど撮っているのでカメラロールが空の写真だらけになっています（笑）。ステイホーム期間中にちょっとした閉塞感があったので、周りにある常に美しい自然を撮ろうと思って空の写真を撮り始めました。元々海が好きなので、本当は海を撮りたかったんですけど（笑）、空を撮っています。雲がある空が特にお気に入りですね。
――最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。
弥子ちゃんの人生が占い師と出会ったことによってどう変わっていくのか、ぜひ見守ってみてほしいです。弥子ちゃんのような悩みを抱えている方もいっぱいいると思うので･･･。そんな方はこの作品をきっかけに何か一歩踏み出せるかもしれませんので、ぜひ見ていただけたら嬉しいです。
◆番組情報
『妻、小学生になる。』
Paraviオリジナルストーリー『ヤコ、ショウがクセになる。』
動画配信サービス「Paravi」で全話配信中。
(C)TBS
関連リンク
『ヤコ、ショウがクセになる。』犬山イヌコ演じる占い師のイメージはシンディ・ローパー!?
『Snow Manが豪邸でシェアハウスしてみた』番組プロデューサーに直撃！撮影裏話も
【ネタバレ】『シジュウカラ』不正解な大人たちと「気づけない」悲劇
【ネタバレ】『妻、小学生になる。』最愛の妻との別れ？貴恵と万理華の対話
【ネタバレ】『部長と社畜の恋はもどかしい』もどかしい恋にサヨナラして、恋も仕事も絶好調！