「世界最古の宮廷劇場」と「ノーベル文学賞選考の会議場」に関わった“偉大なる王”とは

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“偉大なる王”が愛した、世界最古の宮廷劇場

スウェーデン・ストックホルムにある世界遺産「ドロットニングホルムの王領地」。湖の小島に宮殿や大庭園が作られ、現在スウェーデン国王が暮らしています。
敷地の中には、およそ250年前に建てられた、現存する世界最古の「宮廷劇場」があります。

内部には、ヨーロッパにオペラが広まった18世紀当時の舞台や装置がそのままに残されています。

こちらの劇場は、18世紀後半に“偉大なる王”として君臨したスウェーデン国王・グスタフ3世が、子どもの頃から親しんできた貴重な場所でもあるといいます。

そんな宮廷劇場を含む「ドロットニングホルムの王領地」が世界遺産に登録されたのは、1991年。“18世紀の優れた宮殿や庭園の価値”が認められました。

「ノーベル文学賞」選考のアカデミーを設立した国王

グスタフ3世は、社会福祉事業に力を注ぎ、言論の自由を守る権利を世の中に広めた王でした。

彼の業績の一つに、母国語を整え、国民の教養・文化を高めた「スウェーデンアカデミー」の設立があります。

実は、アカデミーの会議場は「ノーベル文学賞」の選考が行われる場所でもあります。

ちなみに、選考は18名のアカデミー会員により行われているとのこと。

芸術・文化を愛したグスタフ3世の偉業は、現代に脈々と受け継がれていました。


世界遺産

日曜よる6:00~

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